【山行記録】
立川駅で8年ぶり?ぐらいに糸屯 一君と再会。バスが待時間あり、結構時間かかってやっと入渓点に到着。ガイドブック通りの壊れたトタン屋根の小屋があり。可愛い小川ぐらいの感じ。入ってすぐ、小魚がひゅうっと逃げていく。これは何だったんだろう?木漏れ日の中を穏やかに歩いていく。ナメっぽい感じでなかなかよい。ほどなくF1らしきが見えてきた。数少ない滝なのでデジカメを落とさないように気をつけて写す。彼が先に登っていき、私も水流沿いに登るがすぐにシャワーを浴びて気持ちがよい。彼が贅沢を言うなら、あと水温が1,2度は冷たい方がいいかなって。確かに標高が低いので水温は高め。
右からトバの万六沢が合流すると左に曲がって4mの滝。これも特に難なく登ってそろそろお腹が空いてきたなあって思いながら登っていると、連瀑帯(4、4、3、3m)が見えてきた。左に岩が被っているように見える。細い滝が続いている感じ。水量はほどほどなので、なんとかなるかなあって思いながら登りだす。最初の4mの滝と次の4mがちょっと滑りそうで思わず力が入った。シャワーのお陰でコンタクトレンズが一時片目不調になる。水泳をやっても外れないのに、やっぱり水流がそれなりにあったせいか。ほどなく直ったので、3、3mの滝はずっと楽に登れた。ちょうどその上で昼食をとる。50代ぐらいのご夫婦のパーティーが通過。この日会ったのはこの人達だけだった。
ここから上は、多段7mナメ滝、多段8mナメ滝というのがあるが、どこまでがそれかよくわかならない感じの階段状のナメで大して意識なく通過。しばらくすると、倒木帯が出てきて疲れる。水量が減ってきて、日が差すようになり暑い。そんなの30分弱やったらようやく水もなくなり倒木も終了。水を少し汲んで、涸れた沢を詰めていき、途中で右手にルートをとって少し登ると稜線の笹原に出た。
樹林帯で下草が笹原になっているのだが、展望が全くないが、気持ちよい風が吹いていて緑の空間が気持ちよい。ゆっくりくつろいだあと、重い腰をあげてようやく下山。どこまでも植林帯でびっしり木が生えているので、結局一度も山の姿を拝むことなく、それだけがちょっと残念だったが、無事同窓会沢登りは終了した。
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