山ノ神沢(南ア・大武川流域)
    〜MINMINまぐろに変身の巻〜


岩魚HPや杉さん所属の白鳳会関係の面々が集まるというので、前から楽しみにしていたのだが、情けない自分は夏バテと冷房病で胃腸障害を起してしまって、こんなんで山に行けるのかな〜という状態。初対面の方ばかりで、個性的な方が多くて楽しかったです。美穂さんには、飲めない私のために、ホット麦茶を作っていただきありがとうございました。お腹も温まったことでなんとか復調して山に向かうことができました!


山行地域 /形態 南アルプス・大武川流域 / 沢登り
メンバー 杉さん、植松さん、もみ亀さん、Aさん、Shuklaさん、
MINMIN
コースタイム
2001年7月7日(土)
大武川林道終点8:30 出合9:30 13:00下降  
車戻り14:30


【山行感想】

天気予報に反し、朝より晴天で暑くなりそうであった。取り付きまでは結構な山道で、こんなに奥まで林道があることに感心してしまった。いつも車酔いが心配な私は、おしゃべりしていると気が紛れてよいので、うるさいぐらいにおしゃべりしてしまって、Shuklaさんがそんなに調子が悪かったとは気づかず、本当にごめんなさい。


車を停めると、Shuklaさんが真っ青な顔で、車酔いの辛さをわかるだけに、すごく心配しました。だけど歩きだすと、結構調子よさそうで、安心しました。堰堤まで行き、装備をつけるが、ハーネスがどうも逆?についていたのか、杉さんにはすっかりご面倒をおかけ致しました。すぐそばには、沢の綺麗な水が流れているし、薬のおかげでなんとかお腹も大丈夫そうだし、一緒に行かれるメンバーはなんかみんな強そうなので、安心安心。くっついて行けばなんとかなりそうと思うとワクワク感と緊張感と!


10時ごろ歩きだしたが、前の人の足跡をなるべくたどりたいので置いていかれないように一生懸命歩く。水の流れているところは、なんか気持ちよくて、やっぱり来てよかったな〜と思う。ピチャピチャした音が耳に心地よい。そうこうしていると、なめ滝が出てきて、うーん、滑りそうでどうやって登っていくのか不思議である。フィックスロープにプルージックをかけて前進しようとするが、うーん進まない。なんとか上に上がったが「ふ〜〜」って感じ。


次の8mの滝(植松さんによると、くの字6mの滝という表現がいいんじゃないかって言っておられたが)では、右を高巻くのかなあと思っていたら、シャワークライミングで登るという。杉さんがくの字の方向から登り出していくが、肝心の最後のところが、ずっと水を浴びながらもなかなか登りきらない。自分が行ったらどうなっちゃうのかとどきどきしてしまう。右から植松さんがトラバースするような感じで登っていき、そこから上がってもう一本ロープを張ってくれた。Shuklaさんが次に上がっていくが、やっぱり最後のところが水をすごく浴びている。杉さんが登る前にシャントの使い方を教わったが、自分でやろうとするがよくわからず、モミ亀さんにもう一度確認してもらう。さっきのプルージックよりも上には持ち上がりそうな気がする。いざ自分が登り始めると、最初の部分からして、すでにシャワーを浴びる状況で、この時はまだ、自宅の強力シャワーとか温泉によくある打たせ湯程度だったが、上にあがるところ付近に近づくにつれて、水流がそれどころでなくなって、ずぶ濡れ状態。私のコンタクトレンズが流れないようにと祈ったぐらいに、顔にまともにくるには参った。まずは右にあるスタンスまでは行かなくてはならないとわかってはいるもののなかなか足がでず。やっとそこまでいったら、右のフィックスをつかむことができたが、それ以上はホールドはわからず。結局そこから、杉さんのお助けロープで左からごぼう抜きにされた。


確かに、赤いというよりも濃い目のショッキングピンクみたいな色のポロシャツを着ていたので、さぞやうまそうな?まぐろに見えたことでしょう☆☆☆〜〜 自分でも爆笑してしまった☆☆☆!!


そのころ同時進行していたAさんの熊物語は、その叫び声を私は聞くことがありませんでしたが、やっぱり山が深いんだなあと感じました。全員が上がったところで、少し日なたで休憩。全身びしょ濡れだったので、ほっとしました。そこから上は、穏やかな感じの沢になっていて、南アルプスらしい山の感触を満喫しました。乾いた苔の感触が新鮮だった。


今回体験した、滝や緑のトンネルのような空間は、やっぱり今までの私の縦走で体験してきた世界とちょっと違う世界を感じることができて、大変楽しかった。


下山は、道のないような尾根を下るようでしたが、思いのほか藪とかひどくなくて歩きやすかったです。でも、懸垂下降というのは、岩のゲレンデでちょこっと教わったことがあったのですが、全然のうろ覚えだったので、2回ともShuklaさんやモミ亀さんに面倒をみてもらい、感謝です。実際の山だと、ゲレンデとは違って、ロープがブッシュひっかかっていたりして、なかなか型どおりというのでなく、よい体験になりました。


帰りには大好きな温泉にもつかり、露天風呂でぼーっとして寛ぐことができて大変楽しい一日がすごせました。一緒にご同行してくださった方々に、重ね重ね感謝の言葉を伝えたいと思います



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