天狗原山スキー  


   

山スキーに欠かせない、シール登高の練習を第一目的に、広い斜面が滑れそうな天狗原に行ってきました。ヘリスキーを3月やGWにはやっているメジャーな山スキーコースですが、できれば白馬乗鞍岳(2436m)の登頂も念頭に入れていたのですが、結果は・・・・。


    

山域 / 形態  北アルプス北部 / 山スキー 
メンバー  MINMIN
コースタイム
 2003年4月5日(土)
  新宿発  快速ムーンライト信州号 23:54発
 4月6日(日)
  白馬5:38着  バス6:05発 栂池高原到着 6:40頃
  ゴンドラ頂上駅発  8:40発    休憩 9:57〜10:00
  天狗原11:00〜11:30   ゲレンデトップに戻る 12:15頃
  ゴンドラ乗り場 12:40   
  バス 14:05発  白馬駅特急あずさ15:05発 自宅19:00

画像アルバム
登山口情報
 ●栂池高原スキー場HP  
 
 ●栂池高原温泉情報
    @栂の湯(朝10時〜  4/1からは午後2時〜 )   
    A栂池温泉 
 
 ●ゴンドラ駅は7時にならないとシャッターが開かない。
  トイレ、更衣室、ロッカー有り。                                      



土曜日はかなり雨がひどく、本当に明日は晴れるのか少し疑問だったけど、盛んに天気予報がよい天気だと言っているので、夕方に少し小降りになったので、駅まで指定席の切符を買いに出かけた。(急行アルプスはなくなったかわりに、ムーンライト信州号は全席指定で禁煙。おまけにレディース専用車両まであって、金土しかやっていない列車らしいけど、指定席510円で急行料金よりも安いのでありがたい)

夜に家を出るときも結構雨が降っていて、バスで駅まで出る。ここまでが大変だけど、なんせ新宿駅から列車は出るので、私の家からは中央線の山は行きやすい。列車は昔の特急あずさの割といいシートで空いていて、1人でワンボックスを占領。

4月とは思えないほど沿線には雪がたくさん残っていた。大糸線で外も白むようになると、北アルプスの山々がぼーっと見え始めて、お天気は快晴に近い。今日は期待できるぞ! 但し、白馬まで着いたら、八方のスキー場のゴンドラ駅より上は、ガスがかかっている。

結構待ち時間もあり、ようやく栂池高原のスキー場に着いたものの、ゴンドラ乗り場もシャッター下りていて、どこか入るお店もやっていない! 困った、困ったと思っていたら、ゴンドラ駅の脇の「栂の湯」という温泉施設のガラス戸が辛うじて開いていて、本当は入ってはいけないかもしれないけど、外は寒いし、トイレも行きたいのでしっかり中に入って朝食など食べて準備する。

やっとゴンドラ駅のシャッターが開いて、結構山スキーのパーティーが続々と集まってきた。ここからシールをつけている人も多い。(うーん、ゴンドラの上に一本リフトがあったと思うが?)実は栂池高原スキー場は夏山で通過したことはあったけど、ゲレンデに来たのは初めて。ゴンドラで上がる頃には、見事なまでに白馬の三山がきれいに白く輝いて見えている。本当に来てよかった〜☆ 最高なスキー日和だ〜☆☆ それに、新雪がついているようで、4月の雪とは思えないほどきれいだった。

ゴンドラを降りて、さあ次のリフトへと思うと、なんとリフトはやっていなかった。(そういえば、最初のゴンドラ乗り場にリフトの運行表示が点滅しているのをうっかり見落としていた ^^; )確かに風は強い。ここでシールを付けている人もいて、たくさん人がいると思うとちょっと安心。(^^;)

前回から使い始めたシールは、従来からのシールの接着面同士をくっつけるというタイプでなく(これだと、シールを剥がすのに、大汗掻いて大変だった。腕力に劣る女性はこのやり方はやめたほうがよいと思う)、裏にビニールシートみたいな剥がしやすいシートを貼っているので、とっても簡単にシールがつけられるので嬉しい。さあ、出発しましょ〜♪

最初は、看板で「ここからはゲレンデ外です」という表示が立っているロープを越して、左の林間コースみたいなところに行き、やや右に廻ると上のゲレンデの左手に着いた。そこからはゲレンデを登り始める。リフトがあるところを登るのって、気分的にえっ〜て感じ。(おまけに、いつもの習慣でついつい1日券を買ってしまったので ^^;)

それでも、いい練習と思って、最初は直登、傾斜が増すと雪上車がゲレンデの整備に来ていることもあって、左の樹林帯の方に入る。ここまでで、既にすっかり暑くてたまらない。汗がだらだら出る。結構気温は低いはずだが。2、3組のパーティーの後ろを歩く形となって、ちょうど樹林帯の中のところで、先に行った女性3人組みもウエアを脱いで調整していたので、私も中の薄手のフリースを脱いだ。。

やっと暑すぎることなく、快適になった。ちょうど女性3人組と話をしたら、ここには何度も来ていて、白馬乗鞍の山頂にも行ったことあるとのこと。晴れてさえいたら、たくさん人もいるので、迷うことなく安心なコースですよと言う。3人ともジルブレッタ404という、いかにも山岳会風の感じの方達だった。一回り上ぐらいの年代ぐらいか?彼女らの中には一人リーダー格の方がいて、もう一人に「あなたの課題はシール登高なのよ」と言っていた。まるで私みたいなので、「私もシールが得意でないので、ゆっくり行きますよ」とついつい話をしてしまった。

やがて、車道に上がって、そこからはしばらく平坦な道が続く。新雪が気分よく、まだ数人しか歩いていない。私は、ちょうどその女性3人組の後をゆっくり登って行こうと、いつもの亀足気分でいたところ、今度のシールは滑る滑る!! とっても快適で、ついつい、前の人のスキーにぶつかってしまうので、悪いので先に行かせてもらう。ところが、リーダー格の女性は何故かライバル心旺盛?な方なのか?、シールが苦手と言っていた私がスイスイ行ってしまうので、他の2人を後方に置いて、競うように抜き返された(こういうの、一番苦手なんだよね、MINMINは。。。 山に来てまで競争しなくてもよさそうなのに。) まあ、自分はマイペースで、シールの進むのを心から楽しみながら、「うーん、私って、いつからこんなにシールがうまくなったの?」なーんて気分。雪がよかったせいもあるけど、たぶんディアミールにビンディングを変えたせいもあると思う。シールを滑らせると、最後にキュ〜〜んとビンディングのバネ?のお陰か、以前よりもスキーが滑る感じがして、スイス〜イ。去年までのだと、ギッタンバッタンって感じでしか進まなかったのになあ・・・・。

ほとんど無我の境地のように、左手には白馬三山が綺麗に見えているし、八方尾根も、遠見尾根や、五龍岳あたりも見えていた。空は青いし、雪は白いし、でも稜線だけは雪煙が舞っているのが見えた。どの程度風は強いのだろうか?

車道が終わる頃には、例の3人組みのリーダーとは、同じようなペースなのかまた前後するようになってしまった。成城小屋のところでは何人かは左の小屋に上がって行ったが、小屋に寄るのも面倒なので、そのまままっすぐ進むことにした。ここで、ようやく何度もクロスしていたリーダーさんと別れてなんとなくほっとした。ここからがいよいよ山っぽい。

ここちよい風がかなり吹いてきて、だんだん冷え冷え。しばらく進み、少しだけ立ったままお茶など飲んで休憩。3分ぐらいの間に、またまた7、8人ぐらいが抜いていった。もうあとちょっと急登を登ればおしまいか? しばらくは樹林の合間を緩やかに登っていき、やがて、左の尾根みたいなところを登り始めた。20代ぐらいの結構大きな荷物の単独の男性が先頭でにスイスイと気持ちよくジグザグにシールの跡をつけてくれたお陰で、とっても歩きやすかった。

途中から5、6人のパーティーは右の方の全然違う方に登っていった。ボードを担いだスノーシューの若者は別の真ん中のラインをひとりラッセルして力尽きているのが見えている。(相当に雪が深そうだ)私のトレースは尾根筋で適度に締まっていて、とっても快適。いままで、シールの方向転換が今ひとつどの程度の角度でやればいいかのか、自信なかったが、トレースのおかげでこれぐらいの斜度ならこういう感じで斜面を切っていきばいいのか〜とわかり、えらくお勉強になり感心した。

天狗原に近づくと、次第に風が強くなり、つるつるしてきて、雪煙が正面からどんどん吹いてくるようになった。まっすぐ進みたいが、あまりに雪が正面から吹き付けるので、顔を前に向けられない。風の合間を縫って前進。とてもこれでは、白馬乗鞍岳は断念。天狗原の目印の岩のあたりにようやく到着。先の5、6人は一目散にシールを外す作業をしている。

せっかくここまできたので、祠の写真をとらなくてはと、よちよち??と風の勢いに抵抗しながら祠の方の左に回りこむことにした。誰もそちらには行っておらず。とにかくほんの5m位まわりこむだけなのに、結構大変。そちらの方が風の通り道になっているので、強烈に吹いていた。何とかカメラを構えるがなかなか手袋やら、カメラの紐やらがまとわりついて撮りにくい。猛烈に雪煙が定期的に上がるので、その合間を縫ってなんとか撮影。上空の雲の動きがすごく早い。白馬乗鞍岳あたりは見えているが、三国境から向こうの白馬連山は既に完全に雲の中に埋没してしまっていた。

やっと皆のいるほうに戻っていると、またまた例の女性3人組と私だけになっていた。でも、下の方から続々と何人もが上がってくるのがうっすらと雪煙の向こうに見える。さて、3人組みが先に出発して、私も少し後に出発。どのラインで滑ろうか、登っているときにずっと考えていたが、やっぱり真ん中のラインに行こう〜と! 右のラインは大量の人が数珠繋ぎになって登って行っているので、その脇というのも難だし、右から風が吹いていることを考えていると、左の方が雪が吹き溜まっていて新雪を楽しめるかな?って思った。

まずは大斜面に行くまで慎重に、平坦なシュカブラの海をそろそろと滑る。本当に海の波のように、波打つようにシュカブラが続いていて、そのトップにスキーが突き刺さらないように気をつける。アイスバーンもミックスしているので、ちょっとやっかい。やっと見晴らしのよいところで、大斜面を見渡す。誰も滑っていない! さぁ〜!!滑降開始☆

最初はゆっくり、ややフィルムクラストっぽく、表面が覆われており、スキーのトップを表面に出すように心がける。ここの斜面はやや固めと雪が吹きだまったところが、交互に現れてくるので、回しやすいところを選んで中パラレルくらいで回し始めると、とっても快適!! 「やった〜」「うぉ〜」とか思わず喜びの声が出てしまった! 「サイコ〜〜〜」 斜面の真ん中ぐらいまできて、自分のシュプールに感激して、さっそく写真を思わず撮ってしまった。ここまで降りてくると、さっきまでの雪煙舞う冬山の景色から、一気に穏やかな春山に戻っていた。とっても嬉しくて,嬉しくてたまりません〜!  ゲレンデでは感じない充実感一杯  *(^O^)**(^O^)*

他の別のラインを見ると、上の方に転んで降りれないような人達がいるだけで、あとは黙々と登っている人ばかり。うーん、こんな大きな斜面を独り占めなんて、本当にご馳走さまです〜〜☆☆  再び、滑り始めて「快適快適」って滑っていたら、斜度がゆるくなってきて、あっという間にボトムに降りたかなと思ったとたん、急激なモナカ雪に変身! スキーがいきなり引っかかって転倒。柔らかいところで転んだので、新雪すぎてもぐってしまって体を起こすのがちょっと大変(4月なのに贅沢だなあ) 

ゆるやかなまばらな樹林のところを、トレースないところを選んで滑って新雪を楽しむ。さすがに雪はちょっと湿雪で重たいけど、真っ白な雪と青空には気分が最高。成城小屋の上のあたりでちょっと一休みしようかと、斜面を斜滑降みたいに横切ってややのぼり加減のところで、な〜んとシュカブラの雪の塊にスキーを突っ込んでしまい、転倒。これがちょっとやっかいで、自分の体の方が少しだけ下になるような感じで、足が太ももはあまり開いていないんだけど、スキーブーツの方が左右に広がってしまって、脚が内側に絞られるように強烈に大腿部の筋肉がストレッチングされたように捻られて、超痛い〜〜。とにかくスキーを雪から出したいのだけど、縦にスキーが入ってしまっているので、大変。なんとか、手でスキーを角度変えて、右足だけでもちょっとマシな角度にして、なんとか立ち上がろうとしたけど、全然体を起こせず。他人から見たら、何やってんだ?って不思議な格好だったと思う。それで、ザックのウエストベルトを外して、ザックをなんとか体から外して、ようやくのことで、復活。恐らく相当な一年間分の太腿ストレッチングをしたほど、強烈に筋肉を伸ばして、ほっ〜〜・・・・。やっぱり、山スキーは何処に落とし穴があるかわかりませんと、またまた教訓を新たにした。たぶん時間にしてはたいしたことないぐらいだったと思うけど、こういうのは体力のロスにつながるから、とにかく十分気をつけようっと。

ここから下では、ちょうどテレマーカーのガイドさんが生徒さんを教えながら林道を降りていた。ちょっと林道をショートカットしたりしているので、真似して遊んでみた。ゆっくり遊びながら、ゲレンデに戻った。一番上のリフトもやっていて、どうりで、この時間になっても登ってくる人がいるののはそういうことだったのか・・・・

ゲレンデでは、さっきの太腿ストレッチングが効いたせいか、私としては、ゆっくり滑り降りた。ゴンドラ降り場に間違いなく降りれるように、コースを確認しながら、写真とか撮って遊びながら滑ってきた。それにしても中途半端な時間に到着。

私としては、温泉に入りたかったが、栂の湯は2時までやっていないというし。入ってからだと、タクシー使わないと帰りの特急に乗れない。そういえばもう1つ、栂池温泉という温泉施設があるらしい・・・事前に情報を入手していたので、ちょっと探してみると、駐車場から300m先と表示あり。トホホ。。。。 車ならあっという間だけど、歩いて行って、また戻ることを考えるとパス。それで、ちょっと一息入れて、もう1本ゲレンデを滑ることにした。

ゴンドラで再び上がって、時間も大してないので早々に降りる。今度はザック背負っていないこともあり、「そうだ、悪雪は山スキーの絶好の練習場」と思い、苦手のショートターン系ジャンプターンを練習しちゃった!結構ザラメは好きなので、ターンが決まって楽しかった。

温泉には入れなかったが、穏やかな大糸線と中央線の車窓の春の景色を堪能しながら、帰途についたのでした。






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