塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳〜東野

                               〜シロヤシオ三昧に大満足〜



 山域 / 形態 丹沢 / 縦走 
 メンバー MINMIN
 日程 2005年5月28日(土)
 登山口情報
●大倉にはトイレレットペーパー付きの立派なトイレ完備

●塔ノ岳の山頂トイレはチップ製で紙持ち帰り要。
●東野からのバスは早い時間に終わるので、事前に時刻表チェック要。




昨年9月以来の歩きの山歩きは体調の回復ぶりの確認と、今の時期は丹沢はシロヤシオが盛りのようなので、あまりにも有名なツツジコースの檜洞丸は混みそうなので、同じ丹沢ならば少しは咲いているかなと思い、前にも行ったことがある丹沢主脈縦走(大倉〜塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳〜焼山)に行ってみることにした。当日はやや寝過ごしてしまい焼山まではきつい時間。とにかく行ける所まで行こうと思って家を出た。(2001年秋の時も時間切れで東野へ下山)


出遅れたお陰で大倉を9時20分のスタート。ほとんどの人は登りだした後で数パーティーのみと閑散。ここ数年来の持病のお陰で歩く時にやたらと休む癖がついてしまった悪い習慣を直すために、極力休まずに登り続けることを心がけた。大倉尾根は馬鹿尾根として有名で、登り一辺倒で標高差も1200mと結構あって自分の大嫌いな登りです(苦笑) 20代の頃からなるべく登るのを避けてきましたが、それでももちろん何回か登ったことはあります。いつも休憩込みで3時間前後かかっているので、今日は荷物もいつもより軽くして登ることにしました。


お天気はどんより曇っており、比較的涼しいのがありがたいです。新緑のトンネルの中を歩いているような感じで割りと歩きやすかったです。先行していたパーティーを抜いていきます。みなさんおしゃべりするほど余裕ですが、こちらはややストイックな感じでひたすら登ります。登り一辺倒と言っても、平坦な部分が結構あるのでそこで息を整えるようにします。自分としてはいい感じで登っていきますが、途中でいかにも健脚な50代位の男性にあっさり抜かれました。ああ〜、こういう人がいわゆる本当の健脚なんだとすご〜く納得。無駄な贅肉もなく、私の平地の歩きよりも格段に速いスピードでかなりの登り坂を息も乱れずに登っていくのを見てため息〜〜。


途中で何箇所も山小屋や休むに相応しい場所があって、たくさんの人達が休憩しているのを横目に立ち止まらずにひたすら前進。はっきり言って亀足ですが・・・(苦笑) ただ、今まではずっと息切れが酷くて立ち止まらざるを得なかった体調が続いていたので、格段に改善された体調が嬉しくてたまりません♪ 大倉尾根はこれからのシーズンは富士登山競争などの山岳レースに臨む人達の練習場所としても有名で、早くもその手の方達が勢い良く山を駆け下りているのを見かけます。山岳レースの参加者クラスだと最低でも大倉尾根を1時間半、それ以外の山屋さんで健脚の方々は2時間程度で登る人が多いようです。(ガイドブックのコースタイムは3時間) せめて自分的には2時間半で登りたいと思っていたのですが、なんせ20代の頃からそんなに速く登ったことがないので、大変に疑問です。(苦笑)


一度も休まずに登りたいとは思っていたものの、さすがに花立の急登が目に入ってくると、恐怖の階段がやっぱり恐怖です(笑) これ以上頑張ったらさすがに気分が悪くなりそうなので、ザックを下ろしてペットボトルのお茶をごくごく飲み、あ〜生き返った!! およそ2分弱で再びザックを背負って出発。花立の階段は前よりはラクに登ることができました。風が爽やかに吹き抜けるようになってきて、金冷やしのやや細いあたりを通過。最後は人が団子状に多くて思うように進めませんが、頂上の一角が見えてきました。あと2分・・・・山頂の一角にやっと上がったら、大勢の人が休んでいる塔ノ岳山頂です。最後の力を振り絞って時計を見ながらダッシュ(のつもり)で、ちょうどぎりぎりで、目標の2時間半以内の山頂に到達。思わず塔ヶ岳山頂(1491M)の標識の丸太に手でタッチしました。        \(^〇^)/   (^〇^)v


さすがにお疲れ〜〜。ぐったりでしたが、昼食を摂ったら元気になって、さあどうしようか? 山頂は全く周りの山が見えず曇り空ですが、雨が降りそうなほど悪い感じでもなく。鍋割山へのお手軽コースも考えたのですが、有名な鍋焼きうどんを食べてみたいと思うものの、さすがにうどん大好きな自分でも暑すぎて食べる気分じゃありません(苦笑) やはり蛭ヶ岳方面に向かうことにしました。


丹沢山に向かうには小屋の脇から急下降ですが、降り始めるて1分経つか経たないかのうちにシロヤシオが見えてきました。丹沢の有名なシロヤシオを実は見たことがなかったのです。予想を上回るお花の立派さに圧倒!! 今年は当たり年で、花つきも良いとネット関係の情報では知ってはいたものの、「鈴なりのお花」とはこういうものを言うのか!!! 見事なまでの白いお花がたわわに実っていて、素晴らしいです。登山道沿いの中でも特に立派な木があって、恰好の被写体になっておりました。この界隈だけを見て登り返す人も多いようです。だんだんと人が減ってきているのですが、実はかなり下がったあたりから塔ヶ岳を見上げると山々に白い樹がぽつぽつと点在する様子が幻想的です。曇り空であるがゆえに、静かな情緒的なムードが漂います。近くで見るのも素敵ですが、少し離れた景色もとてもしっとりとして美しかったです。本当に思わず歓声を無意識に上げてしまう素晴らしいお花の競演にうっとりです♪


名残惜しいですが写真を一杯撮って楽しんだので、日高の登りからは再び歩きモードです・・・と言いたいのですが、新緑の中に時折シロヤシオや赤い方のミツバツツジも咲いていたりして、またまた目を楽しませてくれます。丹沢山(1567M)までは写真を撮ってほとんど休憩していた割にはコースタイムどおりで到着。「日本の百名山 丹澤山」の大きな標識が山頂の一角にありましたが、いつできたのでしょうか?私は百名山は「蛭ヶ岳」だと思っているので、なんか変? 写真を撮りすぎて電池が足りなくなり、電池交換。


ここから蛭ヶ岳までは、不動の峰、鬼ヶ岩ノ頭とアップダウンが幾つかあって結構長いなあってため息つきながら歩きていきます。大きく下るあたりには大きな鎖も幾つかありました。山並みを歩く人達も一面の笹原なので手に取るようによく見えます。こういう開放感のある笹原は暑いと地獄ですが、この日のように展望もない代わりに曇りだと爽やかでよいです。ここでもおばさま達の歓声やらおしゃべりが時折山々に響きわたってます。このあたりにもシロヤシオは点在しているのですが、高度が高いためにつぼみが立派でした。ぶな林が目にも鮮やかな緑色で癒し気分です。丹沢はこのあたりまで来るとなかなかよいです。途中で大きな鹿がぽつんと佇んでいて、さすがにちょっと恐かった・・・・


いい加減飽きた頃にやっと蛭ヶ岳山頂(1673M)に到着。以前来た時に迎えに来てくれたワンちゃんのパル?君は今日はお昼寝してました。ガスのかかった山頂はテーブルが幾つかあるのですが、今日は1パーティーだけが食事してました。どうやら泊まり客もガスなので中にいるようです。ここでシャリバテ防止に軽食を取って、いざ下山へ。


下山と言っても姫次までは案外アップダウンがあったような記憶があるので飛ばす気分じゃありません。蛭ヶ岳直下からは急な下降ですが、木の階段が随所にあり、またまたシロヤシオとミツバツツジがミックスして両端から道に咲いているようなところもあって、またまたお花を鑑賞。それにしても今日は蛭ヶ岳から一人も人に会わないっていうのも変だなあ?


やっと姫次に到着。もう大分陽も傾きかけて穏やかな日差しです。今日は北上するほと天気は良いようです。蛭ヶ岳を振り返るともうずいぶんと高い位置に見えます。誰も居ない山頂でまったりしてから、下山開始。ここからは本当に下りだけなので穏やかな下りというのでしょうか。そうしていると、今度は赤いミツバツツジがやや暗い道の両脇にぽつぽつと樹が点在していて思わず写真を撮って遊びます。本当に最後まで花三昧です。山ツツジのオレンジの樹も2本ぐらいあり。このままずっとこの穏やかな下り坂をいつまでも楽しみたい気分です。


しかし、さすがに焼山まで縦走するとあと最低でも1時間は余分に時間もかかるし、下山した後のバスの便が橋本には乗り継ぎとなり面倒なので、前回と同様に東野に降りることにしました。(ここだと中央線藤野駅に出るので橋本駅に出るよりも近いです)。八丁坂の頭から下山ですが、最近は下りはあまり飛ばせなくなってきており、万一怪我でもしたらまずいので、ちょうどコースタイムぐらいで林道に出ることができました。植林された森の林道に夕陽が差し込んでいる様子がちょっといい感じです。


明るいうちに林道まで降りてほっとしましたが、あとはバス停まで2キロ位。いい加減に嫌になる頃に見覚えのある東野バス停に到着。ところが、ところが、目を疑いました!! まだ6時過ぎで明るいのに、なんとバスは5時半ぐらいがラストで、藤野駅に出るバスも、三ヶ木経由で橋本に出る便も全て終了〜〜。皮肉なことに、平日ならば「藤野やまなみ温泉」に行くバスは1時間に1本ぐらい結構遅くまであるのですが、これは地元の人が平日に温泉に浸かりに行くためのもののようで、山登りに来たような人を全く想定していないものでした。。。。。 今回は、2001年秋に暗くなってから降りてもバスは結構あったはずだ・・・・という思い込みがまずかったです。いつも、バスの時刻表はメジャーな所でない場合は必ず調べるのに、今回はまさに油断して事前調べを省略してました。(大汗・・・)でした。道理で、誰も蛭ヶ岳から先で人に会わなかった訳です。


さらに今回はたまたま携帯電話を忘れてきており、お恥ずかしいことに手持ちのお金も万札は持っておらず。公衆電話からバス停に貼ってあったタクシー会社にかけたところ、その会社は橋本拠点なので私の所持金では足りず。それで、もう少し近くの別のタクシー会社を紹介してもらった。そこはやんわりと乗車拒否。藤野のタクシー会社なら私の予算ぎりぎりで大丈夫かもということでそちらの電話番号を紹介してもらった。あ〜あ、3社目で駄目ならば、どうやって帰ろうか・・・・なんて途方に暮れながら、ダイヤルしようとしたところ、私の大きな声が聞こえたらしく(苦笑)先ほどから夕涼みをしていた近所のおじさんが「よかったら、乗っけてってやるよ」って声を掛けてくれた。


まさに、救いの声!!すぐそばがご自宅の方で、藤野駅まで送っていただいた。旅は道連れ世は情け・・・・っていう感じで感謝の気持ちで一杯です。花と情けに癒された山行でした。

大倉9:20 休憩11:06 花立山荘11:25 塔ノ岳 11:50〜12:20
丹沢山13:18〜28 蛭ヶ岳14:48〜15:00 姫次16:00〜15 八丁坂の頭16:30
車道到着17:30 東野バス停18:12




塔ノ岳山頂には仏像が安置されていた(今まで見たことなかったような?)





塔ノ岳を振り返って
塔ノ岳の山肌に点在するシロヤシオは幻想的なムード
いつから百名山は丹沢山になったの?? バイケイソウ
丹沢山〜蛭ヶ岳の稜線はつぼみの樹が多かった
ガスで煙った稜線 蛭ヶ岳山荘
蛭ヶ岳山頂   山頂からの下りは再びお花三昧でついつい足を止めて見入る

        原小屋平にて                     姫次より蛭ヶ岳を仰ぎ見る            姫次の庭木のような新芽が目に鮮やかだった
どこまでも歩いて行きたいような快適な尾根道
最後にはオレンジのヤマツツジも登場









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