谷川岳〜初めての山スキー〜


山域 / 形態  谷川岳 / 山スキー
メ ン バー  Yuji 君、MINMIN
コースタイム  
 1988年(昭和63年)4月24日
 上野発7:11 (新特急谷川) 水上駅からタクシーでロープウエイ駅へ
 行動開始 10:30発  谷川岳肩の小屋 12:55〜13:40
 熊穴沢経由ロープウエイ駅  14:40頃到着


初めてを山スキーを買って、言われた通りにカナビラとテープを持ってきた。Yuji君はこのルートを滑ったことがあるというので、私のゲレンデテクニックならまずは滑れるというので来たのだった。雪のしまった時期なので、登りでスキーを担がないでずりずりひきずるのだか、なかなかやり方自体が難しい。2本の板が重なったり、がちゃがちゃしたりと扱いが難しい。ちょっとした拍子になんとスキーを片方樹林帯に流してしまい、30m?ぐらい取りに行ったりで、深雪にはまりながらどーっと冷や汗が流れる。

朝から曇り空だったが、途中から雪も降ってきてガスもかかってきて、マジにまだ冬山って感じ。大変悪戦苦闘してやっと肩の小屋にもぐりこんで一息。少し雪の止むのを待って昼食を食べる。小屋と言っても、冬季開放って感じで寒いが、とにかく少しゆっくりしてから、やや雪も小降りになったので滑走開始。(といっても山スキーを装着するだけでも凍っていたりして悪戦苦闘)

やっと滑りだしたが、べた雪の新雪が積もったので、シャーベットが上に乗っているような雪だった。下手ながらも慎重にいい調子で滑っていると、なんと彼が右の枝尾根に滑りこみそうになっていたので、近くにいた登山者が呼びかけて注意してくれて・・・・というハプニングあり。本当に冷や汗ものである。

やっと熊穴沢の上に到着。ここまでくるとガスも消えていて、ルートも見やすくなってきた。滑り出しは約35度ぐらいありそうだが、何よりも木の間みたいなところで幅5mぐらいのところを最初は行かなければならないのには山スキー最初の私は驚く。ウエーデルンは苦手なんだよね。。。彼はジャンプ系のウエーデルンで行くが、私は横滑り系で最初は入り、だんだん滑りやすくなってからは結構いい感じの滑りで行く。石や倒木が一杯あって、4月の雪なので完全に汚い感じの斜面だが、とにかく、へろへろになりながらも無事滑走できたのであった。あー疲れた。。。。


こうして、初めての山スキーはなかなか強烈な印象であった。ゲレンデテクニックだけでない、やっぱり登山とスキーの掛け合わせたものだと感じた。




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