白馬岳

                                                〜 一足早く夏山気分 〜



 山域 / 形態 北アルプス / ピークハント 
 メンバー MINMIN
 日程 2005年7月9日(土)
 登山情報
●猿倉には立派なトイレあり

●小雪渓の上にも避難小屋兼トイレがあるが、中は確認していない。
●登山道沿いには高山植物保護のため全てロープが貼ってある。




夏山シーズンはいつも長蛇の列の白馬雪渓を本格的シーズンを前に登ってみることにした。高山植物がどの程度咲いているのか楽しみ♪  できれば鑓温泉にも入りたいし・・・・となると、来年の滑りシーズンの下見みたいなものかな?以前鑓温泉に行った時にはまだ山スキーをやっていなかったので漠然とした記憶しかない。でも、幾つも沢を横切ったトラバース的なルートなので、残雪が多い今シーズンなので、念のためにピッケルも持っていくことにした。山行決定は直前で決めたので、お天気が持つか微妙なところ。1泊2日小屋泊まり用に慌ててパッキングしたので、今回は荷物の軽量化に失敗 (^^;) やや重く感じるのがネックである。


夜行のムーンライト信州で白馬駅に到着。バスやタクシーでそこそこの人数が猿倉に向かう。猿倉の駐車場はそれなりの車の台数がずらっといて、梅雨明け前でもさすが人気の山。これから晴れると信じて出発。ちょうど女性3名組の後ろを歩きだしたが、荷物が今回10キロ位あるので、足取りは軽くなくて、このところの好調は単に軽量化したザックのお陰だったのかと悟り、がっくり〜〜って感じだった。樹林が終わると、単調な林道歩き。ガスが山の方にかかっているが、だんだんと晴れてくるようだ。ひっきりなしに、荷揚げ作業のヘリコプターの音が何度となく往復して鳴り響いている。白馬尻までは、結局この3人女性組の後をやや遅れ気味に歩いていた。


白馬尻に来ると、山小屋が2軒。なんとなく前来た時よりも綺麗になっているし、位置が違うような感じがした。そのまま通過して、しばらく行くと雪渓に出た。まだ前を歩く人はほんのわずかしかいないようだ。割とすぐの位置でアイゼンをセットする。いよいよ歩き出すが、つぼ足でも十分歩ける傾斜だが、朝なのでやや硬い。ステップはシーズン前なのだほとんどなし。後ろから来た単独の若い男性はアイゼンもストックもないので、かなりびびっていた。アイゼンは快適に足元が決まる。でも、荷物が重たくてやや鈍足。結構抜かされながら歩く。(^^;) それに、もう少し先まで夏道が出ていたので、なるべく夏道をたどった方がかなり早かったようだ。


自分の歩いたルートは、最初の大きなクレバスが真近に見れて、結構近くを歩き、トレースもなかったのでどきどきもんでした♪ ちょっと小さな亀裂をまたぐような所もあるし。。。その後雪渓は途中で半分ぐらい来たところで、やや傾斜が緩くなった。ぼちぼち下山してくる人達も現れた。そういえば、えびさんの掲示板にROCKYさんが白馬に金曜日に入山すると書いてあったが、今日は大池か鑓温泉に縦走かなあ?でも、明日は天気が悪いみたいだから、ひょっとすると遭うかもな・・・・なんて思っていた。


ちょうど、そうしたら、上から特徴的な帽子の長身の男性が降りてきた。前を歩いているのが奥様かなあ? 近くに下りてきて、まじまじと拝見したら、やっぱり帽子がトレードマークのテンガロハットで、この方だろうと思って、意を決して声をかけてみた。「あの〜HPをやってませんか?」「はい」「あの、えびさんの掲示板でお見かけしてますが、私はMINMINっていいます。」なんて具合に自己紹介をした。ROCKYさんも一応私の名前を知っていたようで、ほっとした。。。。ガスで天気が恵まれないうちに下山したようだという。鑓温泉に行こうとしたら、軽アイゼンでは小屋の人に止められたという。やはり、雪が多いということか・・・。自分としてはお天気の方が心配なんだけど。。。短い時間だったが写真を撮り合った。それにしても、似顔絵のイメージにとても近い方で、なんだかとっても嬉しかった♪


その出会った場所から、しばらく行くと葱平が随分近づいて見えてきた。あんなに近かったけ?近くに行くと、クレバスがこれまた走っていて、さらに小石などがごろごろと雪の上に散乱していてあまり美しい景色ではない。上から降りてくる人達もいて、すれ違い。先を登る人達とも譲り合ったりで、やっと葱平に到着したけど、すこしだけ登った安定した足場でアイゼンを外す。ここからは急な登りだった。記憶をたどるようにしているが、ガレガレしている登山道に左右にお花が咲いていて目の保養。どんどん登っていくと、小雪渓が見えている。青空も見え始めた。そこの所で外人さんが2名寛いでいる。最近は日本の山も随分インターナショナルだなあ・・・・。。


小雪渓は、幅が50センチから1m弱ぐらいにステップがきっちりとあるのでまずは大丈夫だが、下手に歩くと谷側に滑落するので要注意だ。きっちりとストックつきながら、1歩1歩確実に歩く。対向の人がいない時に歩くに限る。雪がこんなに豊富にあるのもこの時期だからだろう。ここを過ぎると避難小屋があった。そこからが、だらだらと登っていくが、気がつくと村営の小屋が見えた。前来た時もこのあたりが一番きつかったような覚えがあるが、荷物がだんだんシビアに感じて重くて、足取りつらい。足元はガレガレしていて、沢のように水が流れていた。とにかく暑いので、思わず沢が横切っている所で手ぬぐいに水を含ませて首筋に当てた。涼しい〜〜。 逆にそれぐらいしないと暑くてばてそう。本当は村営小屋まで一気の予定だったがちょうどよい誘惑の休憩所があったので(笑)、思わず1本たてる。やれやれ。そこから上は階段のようなところを上がって行くと、皆が休んでいる村営頂上宿舎の前に到着。


トイレを借りに行くと、小屋のトイレが使えて綺麗だった。(本当に最近の山小屋のトイレは綺麗になったなあ。。。昔と比べると隔世の感がする・・・・。中高年登山客の増加で厳しい注文がついて綺麗になったのは嬉しい) 
さすがに喉も渇いたので、冷たいジュースを買ってごくごく♪ すこしだけ休んで山頂へ向かう。それにしても、山小屋のあたりは花だらけ。ウルップソウやハクサンイチゲなどのお花が一杯咲いている。稜線に出ると、気持ちよい。いかにも北アルプスの景色で、残雪も多く、目に嬉しい景色だ。旭岳が見えるが、来シーズンの滑りのラインなどをほくそ笑みながら眺めるのも良いもんだ。すっかりのんびりペースになってしまって、お花畑を眺めながらゆっくり登る。白馬山荘を過ぎたらあと少し。そうはいうものの、結構時間かかってやっと到着。


久しぶりの白馬の山頂は1組のご夫妻が居るだけの静かな山頂だった。まわりは雲がかかり気味だが、杓子、鑓ヶ岳まではばっちり。旭岳、清水岳、雪倉岳、朝日岳、小蓮華方面あたりは綺麗に見えている。剣が見えないのが残念。全体に雲が多めで、このあたりだけ晴れているのかな? やはり縦走するほど天気は良くないようなので、この日のうちに下山することあっさり決定した。


さて、登りではあまり写真を撮らなかったので、下りは一杯写真撮るぞと思っていると、ちょうど電池が切れたので入れ替えた。下るというよりも、植物を見ては眺めて写真撮って・・・・歩いている時間よりも立ち止まっている時間の方が長かった。残雪をバックに、ウルップソウやハクサンイチゲのお花畑が素敵だった。色が紫、白、黄色い等と可愛い彩りだ。ゆっくりと村営宿舎まで降りてくると、大分雲が出てきたようだ。ここから先は一気に降りようかと思っていたら、「黒百合が1輪だけ咲いているよ」と教えてもらった。小屋直下のお花畑もヨツバシオガマとかピンクの色合いも混じったお花畑だ。この時間には下から登ってくる人たちが多い。ちょうど、毎日?配達のための登山をしている郵便屋さんらしき長靴姿のおじさんが、あっという間に下って行った・・・・・・


だんだんガスが濃くなってきて、小雪渓に到着。人影も見るのがやっと。ボランティアのグリーン保護の関係の?集団が一杯登ってきているので、自分は待機。大丈夫と思って歩き始めたら、対向からまたまた集団が来て、途中の待避所?でやり過ごす。落ちたら大変なので、ストックをきっちりと刺す。またまたお花畑が現れて、写真を楽しんで撮っていたら、あれれっ、電池が切れてしまった(苦笑) 十分充電していない電池だったらしく、残念・・・・。


雪渓の入り口で再びアイゼンをつけて、どんどん下る。登りの時よりも紅ガラの跡が多くの人によって拡散されて、印がはっきりしている。ガスが濃いので、左右からの落石等には耳の神経を気をつけている。杓子サイドからはやはり大きな崩落を目撃した。誰も雪渓には居ないかと思ってちょっと心細くしていたら、ほどなく前方に人影が見えてきた。ガスも薄くなったかと思っていたら、ぽつりぽつりと雨が落ち始めてきたようだ。予定では午後からの降水確率が結構高かったので時間勝負。雪渓を終えるまではせめて・・・と思っていたら、やっと夏道近くに到着間際に2〜30名の集団を発見。雪渓の上で彼らは雨具やらを着始めているようだが、なんとかアイゼンはずせる場所までがんばり、やっと土の斜面へ。ちょうど、雨脚が強くなり始めたところで、アイゼン外して慌てて雨具の上と傘とザックカバーを装備した。ズボンは履くのは省略。


帰りの電車の時間もあるので、なるべく早く下山したい。タクシーも呼ばなくてはならないし・・・・。この白馬尻の所には登りでは少ししかわからなかかったけど、キヌガサソウの立派な群生が見られ、写真撮れなかったのが本当に残念だった。気品ある姿と、近くにはサンカヨウが水に塗れて独特の風情だった。最後にいいものを見れたなあ・・・。あとは、白馬尻までの林道を傘を差しながら雨で半分濡れながら急ぎ足で無事猿倉に下山。ちょうど、タクシーが1台だけ待機していたので、運良くすぐに乗れてラッキーだった。


白馬岳はやはり残雪とお花の山で、一足早く比較的空いている初夏の景色を楽しめてよかった。下りでじっくりとお花を観察できて、天気の良いうちに下山できて運が良かったと思う。



猿倉 6:05頃バス着 出発 6:15発  アイゼン装着 7:15〜25 
葱平 9:03〜18 2553m地点10:20〜30 村営頂上宿舎 10:55〜11:10
白馬岳山頂 11:50〜12:20  村営頂上宿舎 12:50〜55  葱平 14:00〜05
アイゼン外す&雨具着用
14:40〜55
白馬尻 15:00 猿倉15:40




白馬尻末端部分の雪渓 最初のクレバス
サンカヨウ キヌガサソウ
最初のあたりにあったクレバス 大雪渓はこんなに人もまばらだった。
ROCKYさん登場!  葱平から雪渓をのぞむ
小雪渓  小雪渓はやや登り加減で、その後フラット
白馬岳山頂

ハクサンイチゲ 旭岳はシュプールを刻みたくなる・・・・
ミヤマキンポウゲ
杓子岳、白馬鑓ヶ岳をのぞむ。眼下は白馬山荘  ハクサンイチゲ
イワベンケイ 花畑と残雪
タカネツメクサ? ウルップソウ
クロユリ
ミヤマシオガマ
シナノキンバイ ミヤマオダマキとハクサンイチゲ






広告 [PR] 高収入  メイク 美容家電 無料レンタルサーバー