扇山〜百蔵山



 山域 / 形態  中央線沿線  / ハイキング
メンバー  MINMIN
コースタイム
 2004年5月30日(日)
  鳥沢駅8:20発
  梨の木平(大月カントリー入り口・扇山登山口) 9:15〜30
  ベンチ休憩 10:20〜30
  扇山山頂(1137m) 10:55〜11:10
  百蔵山山頂(1003m) 12:47〜13:35
  猿橋駅 14:50着

 
登山情報
●ハイキングシーズンには、鳥沢駅9時発登山口行きのバスが1本のみあるらしい。各自ご確認ください。
●梨の木平には駐車スペースあり。トイレ、東屋等完備。



お天気予報は午後から雨なので、手ごろなハイキングの山で、さっと行って帰れる山を探すと、駅から歩ける中央線の山に白羽の矢が立つ。スキーシーズンがようやく終わる?この頃、今年初めての「歩きの山」に行ってきました。扇山は、十数年前に学生時代のクラブの後輩女性と桜の散った頃に登り、大野貯水池を経て四方津駅に下りた記憶がある。今回は逆に百蔵山に縦走してみることにした。当時はまだ中高年登山ブームではなかったが、駅から団体さんが一杯いて、とにかく混んでいる山のイメージが印象的だった。今回もさぞや・・・と覚悟していたが、予想に反し、鳥沢駅で降りた山に行く人は私だけだった。やはり、天気予報のお陰で人が少なかったのだろうか?


駅には、バスが1台止まっていた。ゴルフ場に行くバスのようで、送迎用か?スキーによる登り降りでなく、普通に歩くことをしばらくしていないので、駅から歩くことにした。朝からすごくよい天気で、空は薫風香る5月の青空という感じだ。民家の間の車道を登っていき、次第に山の方の林道になる。車道から山道に入ると、今度はむっとした樹林の中の道だ。直射日光は当たらないが風が通らない。車道とクロスしていて、最後はゴルフ場の脇を通る。やっと1組の夫婦に遭遇。しばらくすると立派な車道になり、大月カントリークラブの入り口=梨の木平の登山道入り口だった。


かなり暑くて、すでに足は重〜〜い、参ったなあ〜〜(^^;) 。ゆっくりと休憩していると、ちょうど駅から登山客2名を乗せたバスが到着。さてそこからは本格的な登山道を歩き始めるが、とっても暑くて暑くてたまらない。すごい急登というのではないが、風も止んで、しばらく雪の上しか歩いていなかったので、「あー、雪が恋しいよ〜〜!!雪、雪、雪〜〜、沢に行きたいよ〜〜」と頭の中はそんな気持ちで一杯だった。久々の暑さで、すっかりバテバテ。うまい具合にベンチやら、ちょっとした休む誘惑が各所にあった。そのつどちょこっとずつ休んでしまうテイタラク。特に沢が流れていて、水場があったので水をごくごく飲んでしまった。バンダナに水を一杯含ませて、首のまわりに垂らして、ようやく少し体温が下がった感じがした。


道は大きく九十九折りで歩きやすいが、高温に完全にやられた感じだった。やっと稜線に出て、しばらく右手に歩いて行くと山頂だった。山頂は見覚えのある広い平坦な草地状の所だ。人がよく踏む山頂付近は土の広場だ。人も2、3組しかおらず、静かだ。ゆっくりしたいものの、風はまるで熱風のようで、木陰に入らないとたまらない。山頂からの展望も、以前よりも樹木が茂った感じで、見通しもあまりよくない。ちょうど若い女性の単独の人が登ってきて、シャッターを押してもらう。聞くと、私よりも30分後の電車に乗ってきて、10分位しか違わない。やっぱり若いってことは素晴らしいなあ〜〜。


次の百蔵山(ももくらやま)でゆっくりすることにして、暑い山頂を早々に退却。朝9時頃から、ずっと雷が遠くで断続的に鳴っているのが気になる。尾根上の樹林の道は、まあまあ涼しくてほっとする。下りは割と急下降。ちらほらと百蔵山から逆縦走の人に会う。一旦下ったあとは、あまりアップダウンがない道で、巻き道みたいになっており、のんびり歩いていた。百蔵山付近に来ると、登りになるが、さっきの若者が再登場。先に行ってもらったが、あっという間に登っていった。こっちは、重い足を引きずってのバテバテモードでした。


百蔵山の山頂は、全体に木が茂っていて、この頃には日もやや陰っていて、木陰で休憩。食べるにしても、口がぱさついていて、参った〜〜。ノドが乾いてたまらなかった。雪山モードから夏山モードに体を切り替えしないとならないなあ。周りの山を見ると、去年の秋に登った高畑山と倉岳山が見えている。倉岳山は割りとこちらから見ると形がよい。遠くに見えるのは三つ峠か? 朝少しだけ富士山が見えたが、全く昼になったらモヤってしまって見えないのが残念。やはりこのあたりは、展望のよい秋か冬がお勧めだ。


下山は、山頂の標識によると、来た道の手前から降りるやや急下降のコースが猿橋駅まで1時間。尾根を先に進んでから降りるコースが1時間15分とある。今回はエアリアマップを持って行ったが、前者が1時間50分、後者が1時間40分。大分表示の違いがあるけど、どっちにしようかな?と思ったが、来た道を少し戻るのも面白くないので、後者を選択。(エアリアマップは、時間を多めに書いてあるので、今回は山頂のコース表示が一番正確だった。)道は割と穏やかで、あっという間に山道部分が終了。和田美術館という建物の脇に出てきた。ここからが、炎天下のアルファルト道の下りで、結構長かった〜〜。ここまで整備された広い道だと、単調で風情もない。小綺麗な住宅街の脇を通る感じだった。熱風が吹いている感じで参りました。


やっと、桂川を渡るあたりで振り返ると、今日登った二つの山がきれいに見えて、満足♪ 帰りの電車を1分遅れで逃してしまったが、ホームのベンチからもゆったり&まったりと山を眺めることもできたので、最後はいい気分。(ちなみに、帰宅後のTVでは、今日は5月としては記録的な猛暑だったという。なるほど、納得でした〜〜。)






登山道入り口にあった、ユーモラスな熊注意の看板 あまりお花が咲いていなくて、このお花ばかり。何の花?
こんな感じの植林の道を登って行くけど、風が通らずに暑かった。 ヤマツツジが稜線近くに僅かに咲いていた。
扇山山頂。CWーX(サポートタイツ)は暑いので、
ズボンまくって歩いてた怪しいのは私です。
扇山山頂から来た道を眺める。以前は山頂は満員で、
手前でお弁当を食べた記憶が・・・。
百蔵山山頂   手前が倉岳山(左)と高畑山付近の山々
百蔵山 扇山
扇山(右)から百蔵山(左)に縦走してきました。
桂川の橋の上から振り返って






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