西吾妻山 山スキー  〜あっけなく敗退〜



せっかくの貴重な長期休暇なので、前半は八甲田、後半はどこか日帰りできるところを思い、JR東日本の完全民営化記念で、全線乗り放題で1日8000円パスが販売されていたので、この機会にめったにいけない遠くの山を考えた。前日山スキー兼用ブーツを買い直したこともあり、試用を兼ねて天元台スキー場経由で西吾妻山に行くことにした。お天気が少しでもガスればゲレンデスキーだけして帰るつもりで家を出た。



山行地域 /形態  東北   /  山スキー
メンバー  MINMIN
コースタイム
2003年3月15日(土)
東京駅6:28発〜山形新幹線米沢駅〜白布湯元ロープウエイ〜天元台スキー場〜リフト場トップ 11:10出発 〜中大顛12時少し前〜12:35発〜ゲレンデ戻り12:45着〜東京自宅20時半ごろ


画像
登山情報
○スキー場の更衣室となるところは、ロープウエイ山頂駅から少し歩いたアルプ天元台というレストハウス内がロッカー、トイレ等も整っており便利。

○ゲレンデは土日でもリフト待ち0で空いていて、粉雪で快適だが、バーンは平板で半日で飽きてしまいそう。基礎スキーの盛んなところで、検定で高レベルを目指す人が多く、上手な人が多い。

○ロープウエイ駅の下が素朴な感じの温泉街なので、時間があれば旅館の外湯とかに入ることが可。(簡保の湯が外湯にはよさそう)



朝5時に家を出て、東京駅に6時に着いたが、目的の山形新幹線つばさは超々長蛇の行列でこれは座るのはとても無理な順番。新幹線に乗るのも押すな押すなの騒ぎで、結局比較的空いている?喫煙側のデッキにザックの上に座ったまま2時間強の乗車。これだけ新幹線が混んでいるのはバブルの時以来か。禁煙席側の車両やデッキは座る余地もないほどの混雑度。みんな安いこの日を狙って蔵王スキーあたりに行く人が多い。

やっと米沢駅に下りたら、どんよりとした曇り空ぐらい。駅から目指す吾妻山方面はうっすらと見えている。これなら一応山を目指そうか・・・という感じ。ロープウエイで上がっていらない物をデポしてから、リフトに乗る。リフト終点までくると一応晴れて、遠くに飯豊がぼーっと白く見えている。単独の男性2名と、若目平経由でツアーをすると漏れ聞こえた5人パーティーがいる。

今回は、昨日購入したばかりのおNEWのブーツとおNEWのシールを試す意味があるので、楽しみ。他の人が出た後で、私も出発。トレースは左の方にトラバース気味に登っている。途中からツボ足で直登のトレースあったが、シールの技術がイマイチなので、このままトレースどおりに登ることにする。それにしても、この日は穏やかで暑くて暑くて。一応ゲレンデの山頂の気温はマイナス7度のはずだが、陽射しもあるし、もっと薄手の服にすればよかった。登りなのに、樹木の合間を縫うようなトレースなので細かいアップダウンがあって早くも一度転倒。やれやれ。随分左目に登ったところで、ようやく樹林がなくなり、早くもさっきの単独の男性1名が降りてきた。すぐそこが西吾妻山で、右に回りこんだところだ,,あと15分ぐらい。ちょっと近すぎない?(以後某氏とする。) ここからは、一気に薄曇の厳冬期の山みたいな感じになって、トレースも掻き消えて雪質も今までの、もこもこ状態から、さらさらのやや堅い感じに変わる。左にルートを取りすぎていると思っていたので、とりあえず右に廻ったところの一番高いところに上がろうとする。(たぶん後で、人形石コースのところを来たことが判明)

すると、正面に一旦下がり、向こうの彼方にぼっと白い大きな山が浮き出て見えた。そこに先ほどの5名パーティーが登っている。やっぱりもうひとつ向こうの山が西吾妻山かな?と思いつつ、でも、さっきの某氏がここが西吾妻みたいに言ってたし。早く落ち着いて地図を見ようとピークに登った。

すると、どこから現れたか、急に、若いボーダーが現れて、ついつい、西吾妻はどこ?みたいに聞いたら、「磁石は持っているんですか?」「地図は持っているんですか?」みたいに矢継ぎ早に尋問みたいに言うんで「もちろん持っているけど」みたいな会話があって。彼は4、5回来ているとかの話で、「西吾妻は左だ」みたいに言うからますます混乱。左って?東大顛の方みたいな方向見て言うし。よくよく後でゲレンデに戻って冷静になって思うと、西吾妻の右奥に西大顛があるから、その二つの山を見て彼は「左が西吾妻」と言ったようだった。(彼はサングラスをかけていたので、どの方向を見て言っているのか本当のところ理解できず)ちょっと、その物言いにカチンときたのは事実。

その会話でますます混乱した私は、ボーダー氏が立ち去るのを待って、地図を開くように体制を整えた。ちょうど地図を見始めたときに、先ほどの某氏が再び現れて、「あんまり近かったので、直登ルートがあったので登り返してみた」と言って、2人で地図読みをする。某氏は西大顛には来たことあるとかで、近くの山は絶対に西大顛だと言うし。今回、残念なことに、準備に時間なく、2万5千の地図を入手できず。ネットで最近はパソコンダウンロードもできるが、プリンターも調子悪く、とにかく安直な地図しか持って来れず。

結局、東北特有の、ぼーっとしたなだらかな稜線のはっきりしない山を、万一これ以上ガスられたら、来た道を戻ることができなくなったらまずいので、某氏は山靴にジルブレッタ400というベテランの山屋さんなので、ここで一緒に降りた方が安全と判断して、降りることにした。

直登ルートは来た道でないが、ほぼまっすぐのようなので、シールをつけたまま某氏を先に、私はシールを外して、しばしの、パウダーランのはずだったが・・・・。

うーん、トレースどおりではまったくの斜滑降なのでつまらないので、トレースにつかず離れず滑ろうとしたが、八甲田に比べて、樹木の幅がとても密すぎて、ほとんど滑りにならず。樹の周りは穴になっているのでなるべく避けると、ほとんど滑るスペースは1mとか30センチぐらいしかないようなところばかり。。。トホホ・・・・ そこを狙って滑るのは至難の業。ツガの森は手ごわすぎ。それでも、念願のパウダーランを「3ターン」ほど決めて、ほうほうの体で、ゲレンデに脱出。

某氏とゲレンデで合流。後はゲレンデを憂さ晴らしにかっ飛んで、ゲレンデで昼食。某氏と再度地図読みをして、やはりあの場所は中大顛と結論。このコースは、ほとんどゲレンデからのピストンだと滑るところはないので、スノーシューで行くほうが、安全で楽しいかなあと思いました。お天気もドピーカンになってきて、ちょっとがっくりしたけど、まあこれもやむなしか。

なかなか反省点も多く、次回への課題が多く感じられた山行でしたが、まずは、新しいシールとブーツが快調だったのだけは救い。次は、是非大きな斜面で滑りたいものです。それにしても、あんなに遠くに行ったのに、その日のうちに帰宅できるなんて、やっぱり新幹線は偉大だなあ。いつも安ければもっと山に行けるのにとつくづくと思った。






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