根子岳
今年の冬は暖冬で雪が少ない。12月から滑りに行こうと思いつつ、何故か機会に恵まれず。やっと今シーズンの初滑りとなりました。恒例の根子岳山スキー&菅平スキー場ゲレンデ練習という1粒で2度美味しい?プランのためにやってきました。 |
山域 / 形態 | 信越 / 山スキー |
メンバー | MINMIN |
日程 | 2007年1月13日(土) |
登山情報 | ●10m置きぐらいにツアーのための表示があるので、多少の悪天でも行けるのがここのメリット。途中に避難小屋もあり。 |
以前の山レポへ | ●2006年(ガスの中をパウダーラン) ●2004年(快晴の中、牧場経由の滑り) ●2003年(悪天のため途中敗退) |
東京駅6:24発の新幹線はスキーシーズンだというのにガラガラで、バブル時代のお祭り騒ぎの新幹線ホームを知る者としては少々寂しい。あっという間に軽井沢で晴れた見事な浅間山を拝んだ後は上田に着く頃には翳ってきた。バスでダボス終点まで。テクテク歩いてゲレンデまで10分ぐらい。完全に雪もぱらつく、ガスガスのゲレンデだった。一瞬山に行くのは止めようかと思う天気だが、そこはお手軽?な根子ちゃんなので、まずはザック背負って2本リフトを乗り継いでゲレンデトップに到着。 ゲレンデでは「風速10m以上の風が時折吹きますので、リフトは止まる場合や減速運転をする場合がありますのでご了承ください。」と繰り返し放送していた。山に向かうのは男性の一名のみ。山の方はぼーっとしていて、何も見えない。1本だけゲレンデを滑ったら、思ったよりは風はないので山に向かうことにした。いつもはキャタピラーのはっきりした跡に導かれるように広大な原っぱのような所を通過して山道に入るのだが、この日はキャタピラー跡やスキーの跡も僅かしかなくて、ガスの中を目を凝らしながら登っていく。方角的には真っ直ぐだが、真っ白なガスの平原を一人で進むのもちょっぴり心もとないので、左の方の柵沿いに道標が立ってるので、途中から左に向かうことにした。その分寄り道だが、案の定、柵まで行くと安心なナンバー付きの道標あり。そこまでは新雪の軽いラッセル状態だったが、前方には3人組みぐらいの女性含むパーティ−が登っており、やがてシール跡を追う。 しばらくすると見覚えのあるいつもの登山道に到着。10分近くロスしたみたい。無風で雪も止んで、静かな山の白い世界が広がっていた。久しぶりのシール登高で相変わらずハーゼーしながら進む。避難小屋までいつも30分のはずが、たぶん45分近くかかったような?先行者は数人はいるようだが、こんなガスの中を登るとは物好きもいるもんだと自嘲しながら登って行く。1時間ぐらい歩いて休憩。 しばらく休んでいたら、音もなく単独の男性が息も乱さずに登ってきて、あっという間に視界から消えた。再び登り始めたが、延々と単調な白い世界の登りで、早くヘリポートの所に到着しないかな?と思いつつ、今回はGPSを持ってこなかったが、大体あのあたりかな?と思いながら、えっちらこっちら。途中断念の5名ぐらいが降りてきて、あと2,3名が滑り降りてきた。モンスターの化け物みたいなのが現れてきて、最後は右に少し回りこんでいくと、突然太陽が一瞬覗いて、すぐに雲に隠れてしまった。少し元気になって山頂は?と思っていると、いきなり大集団が集合している所に到着。 突然の集団に驚いたが、そこが根子岳山頂だった。7,8名のグループでガイドツアーぽかった。ガイドさんらしきと挨拶。山頂は薄っすらと太陽が見えて、風もなく穏やかだった。集団が先に降りて、静かになった山頂に私を含めて3名。お二人が降りる前に写真を撮ってもらった。そうこうしていると、先ほど軽やかに途中で抜いて行った男性がニコンの高級デジカメ一眼レフをおもむろに構えているのを発見。もしや?と思い「あの〜、地元の方ですか?」「はい」「あのホームページとかやってませんか?」「やってます」「立木さん?」「そうです」「あの〜、私のことわかりますか?」「MINMINさん?」「はい」てな感じで判明♪相互リンク先の信州山遊びねっとの立木さんでした!! 立木さんは地元上田にお住まいの方なので、いつかこのエリアの山を登っていればお会いできるとは思っていたけど、やっぱりお会いできました。立木さんの方では私の黄色いウエア(ずっとウエアは買い換えてないので 苦笑)とロシニョールの板でわかったそうです。 私はもう一人の方もテレマークの板だったので、連れの方だと思っていたら、たまたまお知り合い同士が山頂でお会いしたようで、もう一人の方も地元の方とのこと。「○○です」と名乗った時にはすぐにはわからなかったけど、少しすると、ニックネームと○○さんのお名前からBORIさんと判明。難病を乗り越えてテレマークに励まれているという印象があったので、そのことを伺ったらご本人だという。BORIさんのブログはエンドレス・フォールラインです。ネットのお陰で、色んな出会いがあって楽しいものです。 大分お二人をお待たせしてしまったけど、せっかくなので3人で一緒に滑ることになった。視界が悪いので、基本は道標沿いに着かず離れずぐらい。今日はパウダーでほどほどぱふぱふ。お二人は何度も来ているので、どこが急斜面とか、どっちが美味しいとか熟知されている。まだ人があまり滑っていない所も多いので、新雪をなるべく滑ることにする。割と右よりの方が整備されている所よりも薮もあるが、まずまず。自分的には去年はガスが酷すぎてホワイトアウトで酔いそうになったが、それに比べると斜面の視界はまあまあなので、快適だった。 今年は雪が少なくて小さな薮が残っていたり、地面の凹凸を隠すほど雪が着いていない箇所もあったが、それでも探せば浅めのパウダーで、少なくともカリカリで難儀するよりも数倍マシで自分的には満足な感じだった。時折、立木さんやBORIさんがカメラを回しているので、ちょいと緊張・・・・。 立木さんはHPの動画で拝見した以上に直線的な攻撃的なラインで滑る方なので驚いた。BORIさんの滑りは柔らかで、かつ力強いフォームで、お二人のそれぞれのテレマークの味わいを見学できてとっても楽しかった\(^〇^)/(←テレをやらない私なので、こういう表現であっているのでしょうか?) そういう自分は人工雪の狭山スキー場を除くと今シーズン初滑りでいきなり山滑りにて、ちょっと相変わらずの滑りですが、まずまず楽しめました。 最後はゲレンデトップまで戻ってきて名残惜しくも解散。私はゲレンデ練習に励むべく、一旦ザックを降ろしに表ダボスのゲレンデまで戻り、りフト券パックで食べられる食堂で遅い昼食を食べて一休み。それから、2時間弱ひたすらゲレンデ練習♪ 狭山でTAKUさん&お気楽さんに色々と教わった滑りの問題点(ストックの位置、足の開き、速い切りなど)を思い出しながら復習。自分の滑りはズレズレの滑りだけど、やっと僅かながらカービングっぽい滑りの感触を掴めたので大変嬉しかった! 結局リフトの最終の16:30まで練習して終了。リフト1日券の元は取りました(笑) 上田駅からローカル線で長野駅に出る。去年も泊まった駅近くの格安ビジネスホテルに7時半ごろ到着。その後、駅前のマツモトキヨシで<アミノバイタル>(←筋肉疲労にはとっても効果的とうたわれている商品で、愛用品です)を格安で売っていたので、しっかり購入しました(爆笑) 翌日は、よっしーさん&かっきーさん&きむひろさんという体力系快足の御三方と同行なんで、ドキドキです。去年の十石山や蓮華温泉で遭遇した時もえらく速かったものねえ・・・・ くっついて行けるかしら?
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これから登る方向 ガスガスだぁ〜〜 | ちょっと幻想的な風景 |
モンスター生育中 | 山頂では僅かに太陽を感じることができました。 |
立木さんと根子岳山頂 | 軽いぱふぱふ ★立木さん撮影 |
ゲレンデにあともう少し(ゲレンデの方がガス酷いかも) | ゲレンデトップにて BORIさんと |
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