一般縦走以外のことをずっとやってみたいと思っていたが、親からは、頼むから岩とか冬山は辞めてくれと言われ続けていた。かといって、本当に縦走だけしていても、夏は東京は暑いし、交通費がかかる遠くの山にそう度々行くのも難なので、何かできることはないかなと考えていた。そこで一番簡単に行けそうな沢に行ってみることにしました。

当然、足ごしらえはジョギングシューズ。もちろん、沢登りも岩に準ずるものだから親に内緒。渓流たびとかはまずいのでした。

ハイキングガイドブックにも載っているところで、モミソ沢は出合いもわかりやすそうだし、水も少なそうなのでここにしました。当時の思い出としては、沢登りなのに水が流れていなくて（ほんの最初だけありましたが）ほとんどゴーロ歩き、河原歩きに徹したような思い出です。

大滝は当然巻いたのですが、左から巻いたけど、最後の１歩が怖かった。最後のつめも思ったよりは藪っぽくて、ハイキングとかの縦走路を歩いていただけではわかならい世界を覗いた気分になりました。