乾徳山(2031m)〜快適雪山ハイキング〜


山行地域/ 形態  奥秩父の近く / 雪山ハイキング
メンバー  MINMIN
コースタイム 2002年12月14日(土)
徳和(登山口バス停)8:40/8:55〜銀昌水9:58/10:10〜錦昌水10:57/11:05〜 扇平10:45/11:05〜乾徳山山頂12:50/13:15〜扇平13:55/14:05〜徳和15:45
画像 カメラ忘れのため今回なし(残念・・・・)
登山口情報 乾徳山登山口バス停のやや左前方に公園内トイレあり。 (皇太子様登山の記念公園)
無料駐車場がバス停付近に20台ぐらいあり。
冬の時期は下りのバスはなし。国道の馬込バス停まで徒歩約25分で降りると,15時台と18時台の2本あり。




乾徳山は塩山から行くのでそう遠くはないけど、かといってすごく近くもなく。バスの便も少ないので、今まで登りたいと思いつつ、ずっと登らなかった。東京に12月としてはこの時期記録的な雪が降ったので、雪の感触を確かめに、久しぶりに山に登ってきました。夏から体調不良だったのが、最近やっと回復傾向なので、どの程度登れるかを確かめる意味もあって、ちょっとドキドキ。

乾徳山に登るには、塩山発8時8分のバスしかなく。これを逃すとタクシーになってしまう。そのためには、ある電車に絶対に乗らないと着かない・・・となり。家を出てしばらくして、カメラを忘れたことに気づいたが取りに戻れず。使い捨てカメラを買おうとしても、駅の売店はしまっているし、コンビニもみつからない。なかなか電車とバスの時間に制約されたスタートだった。


何はともあれ、無事、登山口のバス停に到着。降りたのは、使い込んだザックでテント装備を持った単独の女性と私だけ。今日の装備はダブルストックと軽アイゼン。登り出しは以前に比べるとずっと調子よく、普通に歩ける! 本当に普通に歩けることにやけに感激して回復を実感しながら歩く。


アスファルトが終わって、やや凍結気味の林道があって、そこを過ぎると本当の山道に。最初の一歩から雪があって感激! 雪は凍結もしていないので、歩きやすい。せいぜい3〜5センチぐらいか。林の中をずっと穏やかに登っていく。降雪後に一人ぐらいは歩いているような感じだった。途中で林道を横切ったあたりからは、もう少し踏み跡が2,3人くらいの感じになっているけど、今日歩いている人がいないのが気分がいい。銀昌水のところでは日が差して、雪がまぶしい。動物の足跡に誘われてしまう。だんだんと登るにつれて、樹木の感じが高原チックになり、あたりも見渡せるような感じになってきて、錦昌水でも休憩。だんだんと上の方も見えてくる。峠みたいなところは、雪がかぶっていなくてまるで大菩薩峠と感じが似ている。


少し雪も増えてきて、15センチぐらいか? さあ面白くなってきたぞと思って登っていくと、急に踏み跡が増えてきて??なんで〜〜?? 私の前に人は登っていないはずだったのに。折角トレースが綺麗で、カラマツ林を快適に一人静かに登ろうと思っていた思惑がはずれ。ちょっと折角のおもちゃを取り上げられたような気分。そのうち、前に5人ぐらいのパーティーが登っているが、えらく遅いペースで、この人達はどこから登ってきたのだろう? 扇平は、左手に山頂を見渡せ、峠のように、奥の奥秩父の山々も見渡せるカヤトの原のすてきなところ。そして、振り返るたびに、思いっきり正面に、どーんと富士山が鎮座している様子は素晴らしい景色。冬富士は尊いまでに美しいラインを引く。真っ青な空と、白い雪と・・・


扇平からは、いよいよあと標高差200mぐらいで楽勝かと思ったら、お腹が空いてきていることもあって、さすがに後半久しぶりに歩いていることもあって、あまりはかどらない。そのうち、大量な足跡の理由が判明。しばらく登ったところに最初の岩場があり、そこに10人近くが団子状になってへばりついている。話を聞くと、大平牧場から登ってきたとのこと。タクシーで5700円ぐらい。彼らはもうちょっと先の岩場で戻ってきたとのこと。たくさんの人と雪混じりの岩ですれ違いがちょっと要注意。岩の狭いところをくぐったりとなかなかおもしろい。そうこうすると、次の岩が出てきて、鎖があるがここはスタンスがこまかい?階段状になっていて割と登りやすい。


そこのあたりでぷっつりとトレースがなくなった。いよいよ楽しくなってきて、赤ペントやテープを探りながら歩く。狭い尾根筋なのでそんなに選択の幅があるわけではないが、でも、2箇所ぐらいどのルートで行くのか考えて、雪に膝まではまりながらあっちこっち、あっちこっち。やっと最後の鎖に出たけど、結構本格的に長くて(ガイドブックでは15mとあるが)、最初のスラブ状のところはスタンスがなので、えいやって感じで腕力で登った。途中からは岩に多少のスタンスがあったので、拾いながら登る。いつもクライミングジムで練習しているので、怖くはないけど、靴の先端が丸いのでちょっと滑りそうで注意した。その鎖は新旧2本あり、適宜つかまりながら登りきったところが、誰もいない頂上!


本当にトレースが全くなくて、ほんわりと雪が岩に積もっていて、360度の展望で素敵。
富士山は真正面で静かに鎮座しており、南アルプスが甲斐駒から、仙丈ヶ岳、北岳、間ノ岳、農鳥岳、塩見岳、荒川三山、赤石岳、聖ヶ岳あたりまでがだいたい確認できた。笊ヶ岳らしきも見えていたし、右手奥には中央アルプスも見えていたようだ。近場の山では金峰山の五丈岩がすぐに見える。甲武信岳もすぐのところ。
風が全くなくて穏やかな快晴。甲府盆地が近くに広がっていて、きらきら雪で光っているのも綺麗。軽く食事をすませてあちこちの山を確認。一人でのんびり山頂を独占できて素敵な気分だった。でも、あちこち岩の間で雪にずぼずぼとハマるので動くのは要注意でした。


名残惜しくも山頂をあとにする。最初は鎖を持って懸垂しているようで、岩トレ効果抜群?! さっさと下っていると、例の同じバスの女性の方とすれ違い。テント張る場所を探しているようだった。ふたご座流星群を見るためにテントを張るんだとのことで、うーんロマンチックでいいなあ〜♪♪〜


扇平まで降りると、さっき登りで抜いたパーティーが富士山を肴に宴会中。確かにタクシーで入って、ちょこっと登ったここは、最高のロケーション。よく考えているわ。。。 正面に富士山を眺めながらのんびりと眩しいばかりの光の中を下って行く。大分人が降りていった跡があって、さすがに下りはタクシー使わないのか。 誰にも会わないで、のんびり下っていく。集落が近づく頃には日も翳ってきて、バス停に着いて、さあ、タクシーを呼ぼうか・・・と携帯を探していたところ、ちょうど地元の方が駅まで乗せて行ってくださるとのこと。大変ありがたく感謝して、駅まで乗せて頂いた。フルーツ街道?という道を通ったら真正面にこれまた、やや夕刻の色に染まりはじめた富士山があって、とっても嬉しかった


乾徳山も、登りを半分にしてしまうタクシーを使うと楽な行程になるけど、でも、お金で体力は補えても?技術もないと山には登れないんだと感じた。(といっても、大した技術というほどの岩場ではないけれど。岩も雪も慣れてないとやっぱり怖いかもしれない。)








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