武尊山


山スキー仲間の群馬のカイさんから、黒岩のクライミングか、自転車のポタリングか、武尊山のハイキングのいずれかに誘われた。カイさんは今はクライミングに熱中しているようなので、本当はビレイヤー不足でお誘いされたと思うけど、私は下手すぎて男性をマンツーマンでずっと長くビレイするのはシンドイ。それで、前から話をしていた武尊山にカイさんも山頂には登っていないので行くことにした。



山域 / 形態 武尊山 / ハイキング 
 メンバー カイさん(別名:ちょい不良一休さん) (←ミクシィの人しか見れないリンクです)、 MINMIN
 日程 2008年10月19日(日)
 登山口情報 ●今回使用した武尊牧場スキー場には大型駐車場あり。トイレ、自販機などあり。
●東俣駐車場の方が標高の高い所まで車で入れるが、現在は土砂崩れの影響で林道が通行止め。復旧の目処がたっていないそうです。
●スキー場内のリフトは無雪シーズンは土日祝のみとか限定的運行なので、使いたい方は必ず事前に確認要。




家を5時に出て朝一の新幹線で高崎まで。それでも既に7時過ぎ。たくさんある登山口のうち、一番楽そうな武尊牧場スキー場近くの東俣の駐車場を目指す。下道で行くか、沼田まで高速で行くか?一応秋の日は短いので高速で行って正解。9時前に武尊牧場スキー場に到着するが、スキー場手前から東俣へ行く林道が閉鎖。何度も道やゲートを確認するが・・・・。(林道は土砂崩れのため去年ぐらいから通行止め。後で別の登山者から聞きました。情報収集不足でした。いまさら他の登山口に回るのも・・・)そうこうしていると、9時からリフトが動き出した。軟弱な私は乗ろうよ・・・と言うが、カイさんはきっぱり歩きましょうと。値段を聞くと往復1000円。登りだけならばいいけど、下りでお金を払うのは馬鹿らしいので歩くことにした。


スキー場の中を通過して、右の林道に上がる。ゆるゆるしていて、結構景色がよいし、歩いて正解。武尊山はかなり遠くに見えるけど、なだらかに登っていく感じだ。おしゃべりしていたら、あっという間に1個目のリフトの上に到着。暑かったので上着を脱ぐ。スキー場にはコスモス畑があり、観光的に雪の季節以外も楽しめるようになっている。このスキー場はオープンしたばかりのうーんと以前に来たことがある。一緒に行った今は亡き大好きだった山岳部の女性の先輩を偲ぶ意味もあって、この登山口を選んだのだった。遠い記憶から、当時のスキーの時の様子を回想する。雪はないけど、見覚えのある景色だなあ・・・。


2つのリフトが終わったあたりで、登るはずだった東俣からの登山道と合流するあたりに到着。恐らく時間で1時間程度、標高で300m位は多く歩いたのかな?他に人はほとんど居なくて静かな山だ。スキー場を後にすると、ぶな林が紅葉していて、とても気分が良い落ち葉の敷き詰められた登山道だった。これが緩やかな道でお散歩状態。山の話をしながら歩いていたので、ノンビリです。私が先になって歩かせていただいたので、自分の歩調でほんとに楽でした。


気持ちよい紅葉の道の次は、だんだんと道はぬかるんできて、植生の感じも変わってきました。ここ数日は雨が本格的に降っていないので、今回は軽量なトレランシューズ(要はジョギングシューズ)でしたが、雨が降った後ならば軽登山靴は必須の泥さ加減です。静かな山登りでいいなあ〜と思っていたら、徐々に下山してくる人達が現れてきました。さすがに百名山です。その人達が向こうで待っていてくれる間に、見事にMINMINは靴紐が木の根にひっかかり、ばしゃーーーん!と両手を水溜りに突っ込んで、さらに右膝もべったり泥どろ中に転倒。ドロドロな手はいずれ乾くけど、ズボンがドロドロで東京まで戻るのは困ったもんだ。ちょっと漫画チックな転倒でした。(^^;)


やがて稜線で、景色がぱっ〜と広がります。中の岳付近の分岐でした。ここからは、笹が広がる斜面を見ながら登るのですが、2度目の休憩を取ろうと思いつつ登っていくと・・・・、正面の岩っぽいところに、人が数珠繋ぎになっているのが見えました!休憩の間に全員下りてくるかと思っていたけど、集団は幾つもあって・・・。実は、ちょうどカイさんに私が以前、秋の雨飾山で大渋滞にあって、それに懲りて百名山を登るのは冷めてしまった・・・・という話をしていた直後のことでした(大苦笑)。笹の斜面といい、なんか雨飾山と似てるんだなあ・・・・・・。 まさかあの時みたいに1時間以上の渋滞ではないだろう・・・とは思いつつ、内心冷や汗。1つの団体が降りてきたあたりで、登りだしたら、あらあら、某新聞社系のツアーが続いてました。ツアコンの男性が?が1つ1つ足場を指示してます。クサリが垂直に垂れてます。焦らずにゆっくり待ちます。やっと集団が終わったら、続いては個人で来ている方達の下山ラッシュです。(苦笑) 途中で譲ってもらいましたが、皆が見ている前なので、一気に登る必要があるので、ちょっとぜーぜーです。大きくクサリは3箇所ありました。クサリと黄色いトラロープまであるので、かなり安全です。(だけど、この手のことが嫌いな人には嫌だろうな)


そこを過ぎると平坦な感じで笹の稜線。途中でヤマトタケルのちょっとお人形さんチックな像があり、さらにそれから少し先のピークが武尊山山頂(2158m)でした。 



スキー場からスタート。右手の車道でスキー場上部にあがる。 武尊山の山頂は結構遠く見える。
ブナ林はここちよい落ち葉のふかふか絨毯が敷き詰めらてました♪ 急な斜度になっている所が渋滞箇所のクサリ場。
逆光で最初わからなかったけど、人が数珠なり・・・・・




山頂は一等三角点がある大変展望がよい所です。恐らく朝から4、5団体ぐらいには会っているのですが、時間がずれていて助かりました。あれだけの人数が山頂にいたら大混雑だったでしょう。この時でも、10名強位はいたんじゃないかなあ?


山頂からの展望は尾瀬の至仏山が近くに見えて、手前に笠ヶ岳、遠くに平ヶ岳。谷川方面はちょっと見えにくかったので、谷川岳と白毛門から巻機山への稜線ぐらいがわかった。目を転じると日光白根山がくっきりと見えて、私を手招きしているようだ。牛さんみたいな形の皇海山も見えていた。登山道があちこちから伸びているので、色んな方向から登って来る人たちがいる。剣が峰という地形も2箇所あるし、一番岩場が簡単とされる今回のルートをとっても、ちょっとスリリングだったので、なかなかこの山は面白いですね。カイさんは山スキーの下見しているのかなあ、雪が降るとどんな斜面になることやら? 


そろそろガスも出てきたので14時から下山。これまた、まったりおしゃべりしながら歩いていきます。岩場も鎖を懸垂風で降りちゃいます。下山の時間になるとぬかるんでいた道もだいぶ乾いてきている感じです。そうこうしていると、突然左手前方から<ガサガサ・・・・・>という力強い音が!!! きゃ〜〜〜〜〜と私は叫び、登山道を少し登り返そうとしました。(カイさんは私の声にびっくりかな?) しばらくするとちょっと大きめな鳥が羽音を立てて低く飛び去って行きました。本当に鳥だけだったのだろうか? カイさんが居て気分的に助かりましたが、30%位はマジに熊かと思いました。左の薮の中に何か潜んでいたのだと思いますが、鳥だけだったのか、他にも何か居たのか???? 心臓がドキドキしちゃいました。ウエストベルトにそういえば鈴を持ってきていたので、2個つけて鳴らしながら降りることにします。結構この山は熊が出るという話だったので、怖かったなあ・・・。


秋の日が傾いてくると、陽射しが柔らかで紅葉も綺麗です。こういう夕方の陽射しが好きです。時間が少し遅くずれているので、本当に人もいない静かな山でよかったです。スキー場まで戻るとリフトがまだやってましたが、車道を降りて行くと牛さん達が放牧されているのが見えます。牧場の柵の近くを歩くのですが、私の赤っぽい洋服に牛が触発されて柵の近くで見つめられちゃいました。この柵が壊れたらどうしよう〜〜〜。ダッシュでそこを通過してふぅ〜〜。この放牧の光景はスイスの光景と少し似ていてなんか嬉しいですが、牛さんは怖いのだ。リフトも途中で止まって、日もすっかり落ちてきました。


駐車場近くまで下りてくると、今度はヤギさんの出迎えです。ヤギさん達がそこらをのんびり歩いているので、動物が苦手の私には冷や汗・・・・・  あっち行ってちょうだい・・・ カイさんの方がヤギさんに好かれたのでふう〜〜〜。ヤギって近くで見ると、なんか情けないような顔つきの表情なんで怖いというのとはちょっと違うけど、でも近寄られるとぎゃ〜〜〜な私です。(それと、地面の落し物は注意です。) すっかり暗くなりそうな頃に帰路へ。


渋滞が気になる時間なので、高速は使わず下道で高崎に向かう。温泉に入りたいので赤城のふもとのユートピア赤城に立ち寄る。女湯は激混みでした。すっかり遅くなってお腹も減ったのでここで軽く食べて、高崎駅へ送ってもらいました。日が変わる前には帰りたいので帰りも新幹線を奮発して帰宅となりました。


やっぱり百名山でそれなりに人が多く入っておりましたが、少し時間が遅かったお陰で時差登山となり、かなり静かな山を楽しめてよかったです。紅葉もスキー場に近いあたりが癒し系の景色でいい感じでした。


武尊山牧場スキー場 9:15発 休憩  10:55〜11:03 岩場の手前付近 12:05〜15?
武尊山山頂 13:05〜14:00 休憩  15:30頃  スキー場登山口 17:00




武尊山山頂はあともう少し。縦走路は左を巻く形でついている。 剣が峰方面
ヤマトタケルノミコト像
  山頂にあるかと思っていたら、ひとつ手前あたりのピークで寂しそう・・・・
   
一等三角点  さすがに展望は素晴らしく360度       武尊山山頂
日光白根山   尾瀬の山々が近い(笠ヶ岳、至仏山、燧ケ岳)
こんな感じの鎖とトラロープがついてます
 秋の夕陽の中を歩く癒し系の風景。
ミフィーちゃんザックで歩きました。(photo by カイ)
牛の放牧。針金の柵があるけど、牛さんから見つめられると怖い。
羊さんの群れもいました ヤギさんとカイさん





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