奥多摩・軍刀利沢  ( ぐんだりさわ )


山 域/形 態  奥多摩 南秋川流域 矢沢  /  沢登り
 メンバー  MINMIN
 コースタイム  
 2003年6月22日(日)
 武蔵五日市駅バス発10:19発  南郷バス停着 10:53
 入渓点 11:43〜12:25  10mナメ滝の下 13:40〜55
 稜線 14:50         三国山 15:00〜30
 石楯尾神社バス停 16:10着  自宅   19時頃

 登山口情報     
●バス利用の場合は、行きも帰りも本数があまりないので、必ず調べていくこと。
●武蔵五日市駅の構内のトイレ以外では、バスターミナルの交番の裏にきれいな公衆トイレがあるので便利です。

  参考資料  東京付近の沢(白山書房)  奥多摩・大菩薩・高尾の谷(山と渓谷社)
   装  備  8mm×30mザイル、 沢装備一式


前日にバスの時間を調べるのをちょっと失念していて、朝起きると、なんと思いのほかバスの本数が少ないことに愕然。これでは、ちょうどよいバスには間に合わず、1時間半ぐらいあとの便になってしまう。。。 でも、せっかく準備を整えたので、出かけることにした。梅雨の晴れ間が前日から続いていて、この日の方がやや雲が多いかな。それでも、十分晴れていて、最初の林道歩きが暑くないといいなあ・・・・。

バスを降りると、どの道が林道かわからなかったので、そのまま秋川街道を少し進んで見たが、それらしきがないので、やや集落の下に降りて、さっきから見えていた道に行ってみる。林道というけど、結構立派な道。脇に沢が流れていて、それだけでも十分気持ちよく、緑の木々と爽やかな風が嬉しい


ド ク ダ ミ       ドクダミが道端に一杯   クサイチゴ ?



目印となる廃屋の小屋が予定通りの時刻よりやや早く現れて、あと10分で入渓点のはずだが、どうみても5分とかかるか、かからないかのうちに、明らかに右手から沢が合流。目印に、赤テープと黒テープが木に巻かれている。それに踏み跡も明瞭。地形的にも間違いないが。。。でも、こんなに近くていいのかなあ?と思いつつ沢に降りたつ。準備をして、いざ12時に出発。最初は、ゴルジュのはずというけど、河原歩きみたいな感じが少しあって、そこから少し行くと、暗い感じになって、水がそこそこにあって、今シーズン最初のせいもあってか、妙に冷たく感じた。本当にこの沢なのかなあ?

ずっと昔、友人と沢に行って、全然違う沢を登ったことや、途中で気がついて戻ったこともあるので、必要以上に慎重にならざるをえない。さすがに一人で心細い点もあって、あまりに目印の小屋から近すぎたこともあったので、念のために、一旦林道まで戻って、もう少し上まで林道を登ってみることにした。林道を再び10分ぐらい登って、やっぱり間違いようもなく先ほどのところが軍刀利沢と確信して、いよいよ、仕切り直りで12:25再出発。


           目印となる廃屋              軍刀利沢出合



再び、気持ちを新たにして、さっきの暗い感じのところに到達。水に浸かりながら狭い感じのところを結構おっかなぴっくり抜けると、やっと少し広い感じになって、「あ、そうか、これがゴルジュか?」って。私は、出会いがゴルジュというから、すぐの出合がそうなっているのかと思っていたけど、確かに100mぐらい?歩いてゴルジュになったので、間違いなかったのかあ。。と妙に納得した。幅広2m、3mと2条4の滝というのは、通過してからそうだったか。。。みたいな感じで一応直登したと思う。そこから上が、期待のナメ歩きで、水がここちよく流れていて、それも私向きで、そんなに水量が多くないのが助かる(水が一杯だと、怖いんだもん!) 水の流れる音が、とっても心地よくて、少々ここのところのお疲れモードに、とっても癒しとなってくれた。目で楽しむというが、耳元が水の流れる音楽が流れているかのごとく癒しの調べが続いていた。こういうのがずっ〜と続くといいなあ。。。。


最初のゴルジュを通過してから振り返る。       3mナメ滝と、2条4mの滝 
癒しの沢歩き  5m逆くの字の滝


しばらく穏やかな沢歩きがあって、再び滝が幾つか出てきて、トイ状になって水が出ているような1mぐらいのかわいいぐらいの滝?みたいなのを登ろうとしたら、完全なシャワークライムになってしまい、デジカメの入っているウエストポーチを直撃。ポーチはゴアテックス製だが、心もとない。ビニールに入れているけどこれでデジカメがパーになったら。。。 3回ぐらいチャレンジして、一気に登れなかったので、やむなく右の方の岩からに巻こうとしたら、岩が滑って、1mぐらい、ずずっ、ずずっと岩に両手を伸ばしたままの姿勢でゆっくり滑った。やや手に傷ができたぐらいで済んでよかった。今度は大きめになるべく落ち葉のあるような右側の土の斜面から慎重に高巻くことにした。上まであがったら、これまた次も登れないので、大きく巻くことにした。(8mなめ滝のことかな?) なんか、暗い雰囲気の斜面になってきて、次が2段10mの滝。ちゃんと残置ロープがあると書いてあったが、目で追ってみる。ここは、せっかく持って行ったシュリンゲで残置ロープにセルフビレイをとることにした。縦走路でもこの程度のところは結構出てくると思うが、やはり万全な感じでセルフビレイを取ったら、気分的に安心して通過することができた。


2段10mの滝       左の写真の滝は右から巻く。残置ロープあり。


この後も、なんだか次から次へと滝が出てきて、いちいち覚えてられません! ってぐらいな感じで、小さなものは登ったし、怖そうなのはあっさり巻きました。だいたい、しっかり巻き道が明瞭にわかるものばかりで、初心者向きの沢としては、割とメジャーなお陰です。写真は撮らなかったけど、再びゴルジュっぽい薄暗い感じのところとかも出てきて、ガイドブックで書いてあった細長い淵というのは、足がつかなそうなのであっさり予定通り巻きました。最後に10mのナメ滝はきれいだったので、見学も兼ねてここで、ごく軽く食事を摂った。お天気もすっかり曇り空になってきてしまい、なるべく早めに稜線に出たいものだなあと思う。ここも右に残置ロープがあったので、念のためバックアップをシュリンゲで取って登る。落ち葉の斜面はふかふかしすぎて結構足元がこころもとない。崩れるような感じであった。ようやくこれが終わると、沢も水量が減って、快適に進む。チョークストーン滝らしきがあって、そこからしばらくして、完全に沢が二股になるところに出た。高度計からみて、あと稜線に標高差100m以内ぐらい。磁石と地図を読み比べて、うーーん。どちらもあと少しで稜線が見えるような木立ちの感じだ。水量も同じぐらい少ないし、幅もほぼ同じぐらいか。。。迷って、稜線がより近くに見える感じがする右の沢を選択した。(正解は左の沢が本流でした。)


10mナメ滝 右から巻く      左の滝を上から見るとこんな感じの滑り台


ほんのわずかで、完全に涸れてしまって、あとはガレと落ち葉と。右に行くのが水流の跡みたいだったが、直感的に稜線が左の方が近そうなので、落ち葉のふかふか斜面を登ることにした。雪山ラッセルならぬ落ち葉ラッセルみたいな感じであった。最後は縦走路とを仕切るブッシュをえいっとひとかきしただけに、あっけなく縦走路に到着!

ふーっ・・・・。無事に舗装道路に到着って感じでした。三国山に詰めるはずがやや右の稜線に出てしまったようなので、そのまま縦走路を10分ほど歩いて、誰もいない三国山山頂(別名三国峠。標高960m)に到着。

沢装備を解きながら、ややボーっとしていると、眼下の集落から有線放送のお知らせがくっきり聞こえた。
「ただいま、光化学スモックが発生いたしました。云々・・・・・・」
どひゃ〜〜!!。かなり笑えますね。そうです、ここは、東京は武蔵野の国と、神奈川の相模の国と山梨の甲斐の国の三つの県境でもある。ようは東京の山だもん、光化学スモッグが出ても当たり前か・・・・。

ここからは、最寄のバス停まで、とても道の整備されたところを、ここちよくあっというまに下ったのでした。


※ガイドブックによると、遡行時間2時間で滝が20個もあるというが、本当にちょっと次から次へと小さな滝が出てくるので、多少記録で混乱してるところがあるかもしれませんが何卒ご了承くださいませ。(苦笑)



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