五色が原 〜花を求めて〜



最近は単独でのテント山行をやっていなかったが、テントも最近ではより軽量化されて従来の半分の重さになったようなので、一念発起してアライのエアライズ2人用に買い替え。これまた超軽量化したプリムスのコンロも買い直して、ひさびさのテント山行を行うことにした。久々なので、無理のないところでお花を見ることを主目的とすることにした。今回デジカメも購入してその試しもしたかった。前から行ってみたかった五色が原に向かうこととなった。


日 時  2002年7月30日(火)夜行〜8月2日(金) 
メンバー  MINMIN
コースタイム
31日 室堂9:18発  一の越 10:18〜40  高山研究所(龍王岳肩)11:15〜25
    休憩12:40〜45 獅子岳12:48〜13:00  ザラ峠13:40〜50  テン場14:30

1日 10時ごろ出発  11時頃 小屋立ち寄り 12時頃 鳶山 15時戻り

2日 出発5:00 途中2回休憩 平の小屋7:30 途中2回休憩 
御山谷出合10:33〜
11:00     ロッジくろよん11:50    黒部ダム 12:20
画 像 画像へGO 一日目
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【第1日目】


急行能登のレディースカーはとっても快適で、1ボックスを一人で占領。毛布つきのサービスで、珍しく夜行電車で熟睡。気がつくと、ちょっと朝もやの日本海が見えていて旅情気分。平日なのでアルペンルートも空いていて、大町ルートから行くより格段に楽に着いた。(こちらのルートで立山入りは初めて)室堂は例のごとく混んでいたが、それでもまだ空いている方だ。今回は五色までなので気分的にラク。久しぶりのテント装備でいつもより少し重たいのだけが気がかり。


外に出るとまぶしい光と既に一の越への中学生ぐらいの団体客が登っている列が見える。他の中学生の団体がまだ登り始めないうちに出発。一の越までは今年のGWで山スキーで来たばかりだが、そのときに比べるといいが、それでも久々の荷物が重い。。。。。息もたえだえで、途中少しずつ2回も休んでしまった。なんとかそれでも1時間で一の越へ。


一の越はまたまた混んでいて、既に登りついた中学生や他にも人が一杯。GWに黒部ダムまで下降したルートがほんのわずか、雪が残っていて、なんだこういうところを滑ったのかと納得。ガラガラしているけど、これでは楽勝な斜面なわけだ。


いよいよ、五色方面に向かって登りだすが、ずっと人が少なくて気分がいい。でも相変わらずぜーぜーしながら登って行って龍王岳のところでようやく五色が原がぼーっとややかすんではいるものの見えた。思っていたより遠い・・・・・。途中2箇所ぐらい雪渓が残っており、ちゃんとロープとかも張ってある。獅子岳までくるとぐんと下る。今までのところで登りはゼーゼーだったが、下るとなった
らるんるんなので現金な私である。下りついたところがザラ峠である。誰もおらずうーん、ここが佐々成政の峠こえかと思うと感慨深い。そこからの登りは、あとちょっとと思ったせいか、割とすぐに着いてようやく憧れの五色が原に突入。


やや曇ってきていたが、のびやかな雰囲気でいいな〜〜〜。テント場にゆるい木道で下っていく。お花があたり一面で嬉しい。テント場にはすごく立派なトイレもあって(小屋から離れているから、変なトイレだと困るな。。。。って思っていたのですが)ものすごくよいところ。水場もじゃんじゃん水が流れている。さっそく、新品のテントを張ってみる。事前に家で練習していたが、今回風もない穏やかな条件でよかった。


早速テントで一眠り。その後食事を食べてから、夕暮れてゆく北アルプスの景色を見ならが、小屋の方までお散歩。結構急登で木道を登る。なかなか絵なる景色の山小屋だ。それからぐるりと回る形でテントまで高山植物を見たり撮ったりしながら戻ることにした。もう7時すぎの夕刻なのに、まだザラ峠から登ってくる人達が結構いるのには驚く。夕焼けにならず、ぼーっとした感じで曇ったままで終わってしまったのが残念。


【第2日目】

当初の予定では、調子がよければ薬師越えをするためにスゴ乗越まで行くか、天気体調次第では、五色が原散策で一日定着、翌日平の小屋経由黒部ダムで下山というのでもいいなあと思っていた。朝まだ暗いうちから起きると天気は夜のうち雨が降っていたが、ガスがひどくてあまり景色も見えない。折角すばらしく高山植物が一杯の五色が原に来ているのでこのままあまり見ないで次に進むのももったいないので、前進するのはやめて、もう1泊することにした。


学生時代から、お花の北アルプスの中で、一日中散歩しながら過ごすのって一度はやってみたかったので、夢の実現とばかりそのまま朝寝しました。(^^;)


一向にガスが晴れないので、大分ゆっくりしてからスタッフバックをサブザック代わりに必要な物を持って出発。さっそく、デジカメを買ったばかりなので、色々と試しながらお花を中心に撮ってみる。一眼レフを使っていたので、ちょっと大分戸惑うこともある。何よりも広角が効かないのが残念である。この雄大なゆったりした高原の様子を全然38mmぐらいではそういう風に見えない。でも、何よりもお花の写真を撮るのが簡単。今まであまりお花を撮るのが難しくて撮れなかったが、デジカメなら結構簡単。あれこれ撮っているうちにようやく晴れてきた。


小屋に一旦寄り、、小屋の人も昨日来ていたので覚えていてくださって、少し話しなどする。一応目的地は鳶山なので、そこまでのんびりのんびり行く。ちょうど某大学のワンゲルが3パーティーに分かれて薬師の方から来ていて、そのうち2パーティーと会う。若者がこれだけ山に来ているだけでも珍しい?!


鳶山のピークに立っても、どうもガスが多くて、薬師岳のほうは全くみえない。また来た道を戻って、花を愛でながらテントに一旦戻る。それから再び、今度は明日下山するやや五色が原の下の方に歩いていく。だ〜れもいなくて快適!  空が晴れてきて、念願のお花畑の中でお昼寝。(厳密には道端のちょっとした大きな岩上でお花には迷惑かけないようにしました)まさに、気分は北アルプス避暑地気分!正面には針の木岳を始めとして、左には後立山連峰。右の方には船窪、烏帽子といったちょっと地味目の山から裏銀の山々。近くに見えて大きいのは赤牛岳か? 黒部五郎の方や雲ノ平方面がうっすらと右のほうに見えている。


3時ごろテントに戻ってきて、ほんとうに優雅な一日を過ごしたものです。たまにはこんな山行もいいもんです。
今日はテンバが昨日よりは多くて、ややにぎやかだけど、それでもまだまだゆったりという感じで、本当にくつろげました。この日も夕暮れからはガスが出て今ひとつの感じでした。


【第3日目】

今日も朝のうちはお天気がガス。そうは言っても昨日よりはよいようで、5時ごろテントを畳んで出発するころになると大分ガスも薄くて、助かる。名残惜しくも、平の小屋に向けて下山。幻想的なガスの光景。五色が原が終わるころになると、ごろごろした感じの登山道となる。どんどん下っていくと、周りの山々がどんどん高くなってくる。それとともに気温も上がってきた。上では10度しかなかったが、だんだん気温も上がってくる。植生も高山植物から変化してきて、よくわからないのも多い。(要はお花は詳しくないので・・・アアハズカシイ ^^; )


平の小屋には予定通り下りついたが、実はここからが今回の山行の試練?であった。湖畔の道というのは思っていたよりもずっと高低差があり、道もそんなにはよくない。平の小屋は新築工事中で、なかなかよいところだが、そこの前後も急下降とか一杯出てきた。そこをすぎて、沢をなんども(特に大きく2回)渡るたびに、登ったり降りたり。特にすごかったのは、3階建て分ぐらい降りたかと思うと、全く同じ高さまで登り返し!!! 木の階段はしっかりはしているものの滑りやすいので細心の注意が必要である。もっと荷物軽ければいいが、やや重いので辛かった。。。。


3階ほどではない、2階や1階ぐらいの階段特訓のようなアップダウンが何度もあった。階段がなくても、全ての入り江を忠実になぞるように延々と歩くのでげんなり。この日出合った人は対向で女性5人組とカップルと単独男性1人だけ。同じ方向ではご夫婦一組だけ。このルートは自分が来たルート以外だと読売新道で赤牛岳に登るか黒部源流の沢に入るかぐらいしか歩かないのだろう。このあたりの区間は大幅にコースタイムよりも時間がかかってしまった。ある程度アップダウンあるとは思っていたが、かなり想像以上にあって、お疲れ。おしゃべりでもできたら少しは気が紛れるだろうが、一人なのでやむなし。次回に初心者の友人を連れて来たらいいなと思っていたが、ちょっと躊躇われてしまう。


やっとGWに山スキーで滑走してきた御山谷の出合のあたりにだんだんと近づくと、道もよくなってきて、アップダウンも大分穏やかになりほっとしてきた。橋のたもとでゆっくりと寛ぐ。そこからは、今回はスキー兼用靴ではないので、思いのほか距離も短く感じられて、ダムまでにわか雨が降り始める中をなんとかたどりつきました。特大のガマ蛙を何匹も見て、怖かった・・・


帰りには、バスを途中下車して、大町温泉でゆっくり寛いでから帰京しました。

★お花の名前が間違っていたら、掲示板かメールにて教えて頂ければ幸いです。


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