神楽ヶ峰から田代スキー場


  〜美味しくパウダーいただきました〜


 天気予報が雪の予報で、午後からやや回復・・・・ぐらいだったので、ゲレンデスキーにも変更できる定番のかぐらに向かいました。今回はdalfourさんが初登場。



 山域 / 形態 上越 / 山スキー
 メンバー お気楽さんTAKUさんかっきーさんdalfourさん、MINMIN
 日程 2007年1月28日(日)
 登山情報 今回のGPSデータ お気楽さんHPより。 
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2004年 神楽ヶ峰往復
2005年 神楽中尾根
今回の同行者のレポ お気楽さんのレポ
dalfourさんのレポ




 朝4時10分頃には家を出て、始発の電車でピックアップポイントの武蔵野線新座駅に向かう。かっきー車の到着が遅れて、私は寒いので駅前にあったコンビニで待機(^^;)。やっと到着して、まずは鶴ヶ島インターに向かう。ここでTAKUさんの車に荷物を移し変えて1台の車で向かう。初めてお会いしたdalfourさんは想像では20代に近いかと思っていたら、そうでもなくてほっとした。


 今年は雪が少なくてどこまで行っても雪がない。お天気が悪いという予報の割には谷川連峰も綺麗に見えていて、トンネルを抜けても大して雪国になりませんでした。(笑) こんなんでは山に雪があるんかいな?って位に少ないです。かぐらスキー場の駐車場は空いていて、お天気は晴れていて、天気予報の大外れ♪ゴンドラ乗り場から続々とバックカントリーに向かう人ばかり。何パーティーもいるので、今日はすごいことになりそうです。スノーシューを持ったスノーボードの人も目立ちます。ゴンドラとリフトを乗り継いでゲレンデトップに着くと、ゲレンデスキーの人よりも多いぐらいの人が準備中で、人人人・・・・・・ そこだけでもざっと2〜30人が大挙してました。


 今日は暑いぐらいの天気で着る物をどうしようかと考えつつ、アンダーと薄手フリースとアウターで出発しましたが、これが大失敗。山に向かう人が列をなしているので、自分のパーティーの人を確認するのも大変です。友人にそっくりな人についつい「○○さ〜ん」って声をかけちゃって「違う」て言われたりもしました(苦笑) かっきーさんが用を足したいというので先に出たようですが、まだ準備をしている人もいて、ちょうど10時に出発。少し歩いただけで汗が噴出します。私達は左のルートから登ったのですが、かっきーさんは見当たらず。あれあれ?と携帯で連絡したら、右から行ったようで合流点で待っているということです。


 私の前には子供連れがいたり、遅い人もいるので、いつも追い抜いたりしない自分だけど前を行くメンバーに悪いのでパスします。どんどんかっきーさん、お気楽さんが前に行ってしまうので、私も一生懸命頑張りますが暑くてたまりません。素晴らしい新雪の景色やら、輝いている田代湖などをじっくり見たいものの、写真を撮っている暇なぞありません(><) 動いていないリフト降り場の手前が少し急になっているのですが、斜面の途中でいきなりdalfourさんが食事してます(爆) 私の2倍位ある太目の外人さん2名も暑苦しそうにダウン寸前。ひーひー言いながらも、なんとか亀足シール登高で進んで、ようやく大混雑の平坦な休憩場所に到着。


 ここで着ていたフリースと帽子を脱ぐと大分涼しくなって、ふぅ〜〜〜。少々休み、再び進みます。またまた先行組はどんどん進み、私はdalfourさんと後続部隊を結成。これでも一生懸命歩いているんだけど、短距離競争みたいな感じで進まれると困ってしまいます(苦笑) 神楽は稜線まで1時間位で速い人は行けるので、あまり先のこと考えてなくて進めるけど、短距離競争は嫌いだぁ〜〜〜(苦笑) でも、ちゃんと要所要所では待ってくれているので安心です。この日は中尾根を滑るか、田代方面を滑るか、このメンバーでは中尾根を滑ったことがある人が多いので、今日は全員初見の田代へ行くのが魅力的という結論となりました。(あまりにも中尾根は先行者も多く、あっという間に終ってしまうので) そこで、一旦は中尾根の頭方面にトラバースで進み、目の前の美味しそうなノートラック斜面を滑り、再度、神楽峰方面に登り返し、そこから田代に進もうということになりました。登り返すのかと思うと、ヤレヤレ気分ですが、やっぱり目の前の美味しい斜面は滑ってみたいです。


 それが決まると、またまた速足組はぐいぐい進み、自分はマイペース。なんとか5分違い?位で山頂に到着♪見事に晴れていて、気持ちの良い景色です。苗場山が見事に綺麗に見えます。巻機山方面の山々も見えてました。シール剥がしたり、少々腹ごしらえをしたりで、結構忙しいです。それにしても、本当に綺麗な景色で、まだあまりシュプールもありません。ゲレンデでは5センチぐらいしか積もっていない雪も、山の上の方では前日にそれなりに積もったようで、期待できます♪



かぐらスキー場ゲレンデトップは大混雑
たぶんこの日の入山者は100名以上200名以下でしょう。(推測)
あと少しで稜線 (photo by TAKU)
中尾根の頭から見た神楽ヶ峰方面(実際の山頂はもう一つ奥)
一旦滑って、あそこに登り返す
田代湖を見下ろしながらの滑走開始♪
最初の一本を振り返って。私達のシュプールは右
左からかっきーさん、TAKUさん、お気楽さん、自分、dalfourさん




 さっそく、お気楽さんが我慢しきれなくなったように先陣で滑り出したかと思うと、皆一斉に滑り出します。緩やかな斜面で、わあ〜、ふかふかぁ〜!! って思って、ストックを突こうと思ったら、長さが長いままでストック突けません(汗) ああ〜っと思いつつも、浮遊感にひったった一瞬のうちに、既に斜面は終了♪ 自分は一番右から滑り出したのでシュプールを振り返って確認して満足♪ TAKUさんが突っ込みすぎて転倒。超上手な人が転倒するのを見ると何故かほっとします。(笑)


 シールを再び貼って、やれやれ登り返しです。かっきーさん先頭で進んで、私は再びえっちら、こっちらと最後尾で写真撮ったりして進んでます。振り返ると見事な感じで我々のシュプールが見えていて美しい?!です。完全自己満足の世界です。神楽ピストン組が大挙して休んでいるポイントで再び協議。せっかくだから神楽ヶ峰の山頂を踏もうと、ここはやはり山屋らしい発想です。私も以前に神楽ヶ峰に来た時に全く苗場山が見えなかったので、今日は見えるので楽しみです。少し波乗り状の雪の上下をこなしたあと、一応山頂らしき所でこれ以上行くと急下降地点という所に到着。苗場山が正面に迫力ある姿で鎮座してます。やっぱり雪山は綺麗だなあ・・・・。


 なんだか急に曇ってきて、空からはぱらぱらと白いものが舞ってきました。しばらくすると、再びお日様が微かに望めます。田代へのコースは、ちょうど何度も来ているっぽい山岳会らしき?パーティーが先行して降りていったので、これで途中まではなんとかなりそう?尾根筋をしばらく行って、見えているピークの左をトラバースするような感じで進むようです。シールを外したりして、暖かいお茶など飲みます。日が翳ると寒いです。地図で確認して、いざ出発。


 本当は自由な感じのシュプールで進みたかったですが、斜度はないし、積雪量が少なくて樹が全部出ている感じで、雪はふかふかで止まってしまいそうなので、トレースのあるところをボブスレーみたいに進みます。たまに外れたパウダーを滑ろうとするけど、なかなか思うようにいきません。少しすると、薮薮とした感じのやや暗い樹林帯みたいな感じのトラバース。ここで、私は樹の根のあたりの罠にひっかかって転倒。頭を下にしてパウダーに突っ込んだので、なかなか起き上がれずに優しい救いの手でやっとこ起き上がりました。
こういう時、本当にパーティーで来ている有り難味を痛感いたします。感謝です♪この樹林帯を越すと、やや開けた感じになって、あ〜いい感じって思っていたら、1パーティーがいました。そこに到着すると、なんと大きな人工物(大きな看板のようなもの)が左手に建ってました。


 ここから左方向に進むとゲレンデには確実に着きそうですが、やや真っ直ぐぐらいの辺りに超美味しそうな斜面を発見♪ TAKUさんが写真を撮ってくださるということで、疎林の中急斜面を一気に滑走♪ 物凄く超かっこよかったです!! さすがに体育会スキー部の滑りは違います。パウダーを物ともせずに、ほとんど普通の斜面を降りるように真っ直ぐに攻撃的なラインで降りて、雪煙がひゅーって舞います。次はお気楽さんが滑りますが、見事に軽ろやかに滑ります。かなりのパウダーなんだけど、お二人の滑りを見ると平然と滑っているのには感動もんです!かっきーさんも力強く、転倒せずに滑っていきます。1本としてはやや長い距離なので、自分はちょっと大丈夫かしら・・・・? 3人が先行して滑ったので、ややバーンが荒れてきているので、自分は少しラインを外して新雪の所を拾うようにして大きめにターンします。男性だと膝パウダーって感じでしょうけど、自分の身長だと膝上というのか、太腿半分までのパウダーぐらいの感じです。浮遊感最高♪ もう、ウハウハ状態です。でも、結構距離が長くて足よれよれ。息が上がります。もう少し縦長ラインの滑りの方が回しやすかったかなあ?って思うものの、無事に到着。dalfourさんはこんなパウダーは初めてのせいか?かなり苦戦状態。でも、みんな笑顔で楽しい滑走シーンです。


 次の1本もTAKUさん先行で今度は樹林を縫うようなラインで滑りますが、斜度は落ちて中斜面ってところでしょうか?ここも完全に皆最高に楽しんで滑りました。パウダーの滑りを満喫できて、嬉しいです。こういう疎林は以前に比べると楽しんで滑れるようになったものです。ここからはゲレンデで滑っている人達も見えて、左に行くとゲレンデに出そうだけど、やや登り返しありそうです。谷筋にシュプール跡あり、ここも滑れそうなので、やや薮っぽいけどもお気楽さん先頭で進んでみる。細い谷だけど、雪の付きもあまりないので雪崩れるほどのことはなさそう?いかにも山滑りっぽい感じで、斜面をトラバースで進む。なんかどっかで見たような風景?って思ってしまうけど、よくあるパターンの斜滑降必須のライン。樹をくぐったり、薮あり、沢の水流ありのコースで、やや泥臭いルートで、慣れない人にはやばいコースかも。山屋な自分的にはかなり楽しいコースでした。ヘルメットか帽子とゴーグル必須です。


 無事に田代第8ロマンスリフト乗り場のすぐそばに到着。全員揃ってかぐらエリアに移動。TAKUさんは、途中にデポしてあるテレマークを取りにゴンドラの乗り場へ降りていきます。しばらく休んでいると全員が揃って、帰るときに便利な下のゲレンデに向かいます。そこで、TAKUさんはテレマークの練習、お気楽さんは新しい板で滑り込みたいということで3人一緒にゲレンデ練習。私は課題のカービングターンが何故できないかを解明すべく、練習します。最初はお気楽さんにくっついて滑りましたが、全然スピードが違うし、弧の形も違うので勉強になりました。TAKUさん曰く「限界スピードを上げる必要がある」というけど、もう一段うまくなるには絶対に必要ですね。さらに、今度は1本1本アドバイスを受けて、<両足を自分が思っている以上に開く、ストックは前、ターンのきっかけが遅すぎるので1呼吸でエッジを切り返すこと、膝を絞るのでなくてがに股の感じで滑る>などなど・・・。大変有意義なアドバイスを受けて滑っていると、やっと最後の1、2本は少しカービングっぽいシュプールになってきたかも?7,8本同じ斜面で滑り込んで大満足。体もかなりよれてます。(苦笑)


山でもパウダー大当たり、ゲレンデ練習もみっちりできて大満足な一日でした。温泉に入ってヤレヤレ。帰りはかなりの渋滞で一旦高速を降りて沼田で食事。再び高速に乗って結構時間かかりました。ご一緒したみなさん、どうもありがとうございました。


ゲレンデトップ10:00発 中尾根の頭  11:03〜25頃 シール付け地点11:26頃〜47頃
神楽峰 12:20頃〜55頃 田代スキー場戻り 13:30




神楽ヶ峰への登り返し  神楽ヶ峰山頂から苗場山
これから滑る田代方面への尾根。
見えている所までは尾根筋で最終的には左に滑走する感じ。
一番美味しかった斜面を振り返って。曇ってきて斜面が画像では見えにくくて残念
お気楽さんの滑走シーン TAKUさん、dalfourさんも皆笑顔
いつもお茶目なかっきーさんのぽ〜ず ゲレンデに出てくる所の沢沿い斜面。




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