飛騨沢&槍沢&槍ヶ岳登頂


  〜厳冬期並みの槍の穂先で感無量♪〜


 今シーズンは健脚な男性陣と行動を共にすることがしばしばで、さすがにGWの山行で長い行程をご一緒するにはあまりにも亀足なので、久しぶりに一人で行ってみようと思った。小屋に泊まってスキーで遊べる場所となると、自分的には苦手としているあの単純になが〜〜い槍沢を経て、槍ヶ岳に登るルートが思い浮かびました。槍ヶ岳というと、山スキー界では今や標準化?されつつある飛騨沢ルートが有名。飛騨沢ルートはスキーを担ぐ距離が短く、シールでずっと登って行けるので、新穂高〜槍ヶ岳日帰りする猛者も最近では増えている。


 ところが、自分はそもそも登山口である新穂高温泉に早朝に到着する術を車を持っていないために実現不能。新穂高温泉は夏には東京から直通の夜行バスがあるよう?だけど、普通の時期だと列車とバスを乗り継いで行くか、東京から直通バスで平湯まで行って、やっぱりバスを乗り継いで行くか・・・・・とにかくあのロープウエイ界隈の温泉で1泊するようになってしまう。あのあたりのお宿の値段は高そうです。途中の避難小屋を使う方法もあるが、荷物が重たくなるので、ちょっと勘弁願いたい。とにかく、飛騨沢には新穂高側からは自分は入れないと諦めていたが、よく考えると上高地から行けるか。


 でもでも、あの長い横尾までの雪が無い道をスキー兼用靴でスキーを担いで歩くかと思うと、ぞぅーっとしてしまう。それで板とブーツの重さを何度も計測してチェック。歩きのこと重視してブーツは横尾まで担ぐことにしました。スキーとブーツを合わせてザックの合計は約17キロ。(大体板とブーツで合計8キロぐらい?)山スキーツアーとしては破格の重さだけど、テント山行ではこれぐらいは担げるし、横尾までは平坦な道のりなんで、なんとかなるでしょう。横尾からは雪道が出てくる予想なので、ブーツを履けば大分重さも軽減されると思い、実行に移すことにしました。




 山域 / 形態 北アルプス / 山スキー  小屋泊まり
 メンバー MINMIN
 日程 2007年4月28日(土)〜4月30日(月)
 登山情報
●この時期の北アルプスは降雪や吹雪の場合も多いので、完全に冬山と思って装備関係は準備すること。大体例年上高地から歩いて行くと、遅くとも横尾付近からは雪道になることが多い。
槍ヶ岳山荘のHPが大変詳しく状況がわかるので、行かれる方は必見です。




【1日目 4月27日〜28日】
いつものように27日(金)の夜行のムーンライト信州のレディースカーに乗り込む。GWだけど、結構空いていて列車は4人席の1BOXを今回も独占。ゆったりと松本まで到着。山人口が高齢化してきており、いまどきは列車の夜行は嫌われているようで、かつての満員列車で寝るのもままならずに行った頃の華やいだGW特有の想い出は今やすっかり昔物語となりましたね・・・・。新島々まで向かう松本電鉄の列車も空いていた。バスに乗り換えて、雨が煙るどんよりとした上高地に到着したのが6時20分頃。いきなり雨ですっかりテンション下がり気味〜〜。


それなりに雨は降っているし、午後からは雷雨に気をつけましょうという天気予報なので、恐らく上は吹雪きになるだろうから、僅かに思っていた「調子が良かったら一気に槍ヶ岳まで登ってしまおう」計画は却下。雨が少ししたら止みそうなので、だらだらと準備をしていたら、自分が参加している登山学校の生徒で顔見知りのオジサマと遭遇。8時にガイドさんとここで待ち合わせというので、後でどっかでお会いしましょう・・・・と挨拶して、こちらは小雨のなかを7時半頃出発。 


一応雨具を着て歩き出すが、河童橋まで行くか行かないかのうちに雨は止んだような感じになった。心配の担ぎの重さだが、トレイルランニングシューズという軽いシューズ(要はジョギングシューズ)なので、足元が軽くて軽くて、超快適♪登山靴を履いて横尾まで歩く場合よりも2倍ぐらい快適だった♪♪。なんせ、雪山はこのところずっと兼用靴で行動していたので、足元は走りたいぐらいの快適さ。そうはいうものの、スキー担いでややバランスも悪いので明神、徳沢と少しずつ休憩する。横尾街道ともいうべきこの道でスキーなどの滑り物を担いでいる人は、ガイドツアーらしき1パーティーのほかは、わずかに数人ぐらい。横尾に着く手前から少しだけ雪がでてきた。


横尾では晴れ間も少し見られて、兼用靴に履き替えたり、板をザックに装着していたら、自分がクライミングでお世話になっているSガイド一行が到着。しばし談笑して寛ぐ。お一人はかの有名なセブンサミッター(世界7大陸最高峰登頂)のSさんでした。彼らを見送ってから自分も11時出発。歩き出すと、予想通りにすぐに雪道になって樹林の下を歩くので快適快適。ブーツ分は軽くなって肩もラクになったので、こんな具合ならば一気に槍ヶ岳に行けるかな?と再び思い始めていたら、ちょうど11時半ぐらいに雷鳴が響き始め、段々と本格化。樹林帯の中なので比較的安全な気がするが、雪も降り出して来て、すっかり完全雪山でがんがん降っています。時折、恐ろしい感じの雷鳴もドンドン鳴ってます。


実は私は91年(お〜〜、すっごく昔!)に、北アルプスクラスの雪山に行き始めた頃のGWに横尾にテント張って、単独で槍ヶ岳ピストンを企てたことがあった。槍の肩まで到着したら天気が急変してアラレが降って来て、残念無念で穂先を踏めなかった経験がある。雪山での槍ヶ岳挑戦はこの時以来なので、できれば
今回こそリベンジしたいものです!!またこの時は道の整備もあまりよくなくて、滑落しそうで恐そうな場所が結構あった。それが、今回通ってみると、随分と道が整備されて(自分の経験値がアップしたせいもあるが)、板を担いで登っていても快適なレベルだった。二ノ俣の橋は渡るための板を一部抜かれていたけど、とっても立派になっていて、安心安心。幾つかのツボ足隊をパスしながら歩いていたが、いよいよ槍沢ロッジの近くに来たな、さあ気を引き締めて・・・と思っていたらあっさり到着。


随分前に横尾を発ったスキーガイドツアー御一行さんも到着したばかりで、受付が混んでます。やっと受付を済ませ、2階のカイコ棚の場所をキープ。この小屋も随分前に泊まったことがあったけど、改築されてとても綺麗になってました。さらに当時はなかったお風呂まであるというので、とっても楽しみです。結構体が冷えていたので、お風呂に入れる4時が来るのが楽しみです。それまでは他のお客さんと話をしたり、ストーブ前で体を温めて待つ。お風呂にどうぞ〜ってことで、お風呂に行くと、3人ぐらい入ると一杯という風呂で、かなり熱くて上がり湯もないが、とにかく浸かるだけ浸かって、やっと体が温まってふぅ〜〜です。食事は簡素であっという間? 2階のストーブのある談話室で、京都から来ていた山岳会の人達と山スキー談義。アルパインもやっていたり、スキー1級という人達だけど、山スキーは始めたばかりなの、ここは山スキーの宣伝を大いにして、楽しみました。夕方からは雪も止んで青空が見えます。明日からが楽しみです。

上高地発 7:30 河童橋(写真タイム) 7:40 明神 8:15〜23
徳沢 9:07〜15 横尾 10:17〜11:00 二ノ俣 12:00〜10
槍澤ロッジ 12:42



    
新しくなった上高地ターミナルに行ったのは初めて? 雨の上高地 お決まりの河童橋 & 横尾でSガイドとSさんと一緒にパチリ
二ノ俣の橋   激しく雪が降ってます。 雪は夕方にようやく止みました。 槍澤ロッジにて

                                          (2日目へ)                                            




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