神楽峰山スキー 



会社のスキー友達が、今年八甲田スキーツアーに参加して、パウダーやバックカントリーの魅力に目覚め、個人的にもツアーを体験してみたいという。そこで、ゲレンデ用具だけでも行ける一番お手軽な神楽峰に行ってみることにした。



 山 域 / 形 態  上越  /  山スキー 
 メ ン バー  Hさん、 MINMIN
 コ ース タ イ ム  
 2004年 4月 3日(土)
 自宅〜東京〜(上越新幹線)〜越後湯沢〜みつまたかぐらスキー場
 ゲレンデトップ登り出し 10:30発  
 やっていないリフト降り場11:10〜20
 神楽峰山頂(2030m)12:07〜40
 ゲレンデトップ戻り 13:25発
 

 登 山 情 報
●越後湯沢駅からゲレンデに行くバスは、西口からシャトルバス(200円)と東口から苗場方面に行く路線バス(金額はもっと高い。荷物代も100円位かかる)と2種類ある。シャトルバスは運行期間に注意。
●駐車場の所に、更衣室兼仮眠室
がある。
●ツアーから戻って荷物をデポしたい時は、和田小屋の地下にコインロッカーあり。和田小屋はブーツを脱げる畳敷きの食堂で、なかなかまったりするのに快適。

 資 料
スキーツアー 菊池哲男編 (山と渓谷社)
山スキールート図集2(白山書房)

リフトで登る日帰り山スキー特選ガイド 佐藤明著 (白山書房)



お天気予報は、今ひとつぱっとしない予報で、あまりガスが濃かったり、雪がひどければゲレンデスキーを楽しみましょうね・・・・ということで出かけたのだった。上越国境のトンネルを越しても、あらあら、見事に晴れていて、「さすが二人とも晴れ女♪」と嬉しい気分だ。


神楽のゲレンデも穏やかな晴れた春スキー日和で、これならツアー決行! ところが、神楽の一番上のリフト付近まで上がると、山の上部はガスがかかっていて、あたりも曇ってきた。
ゲレンデトップに着くと、ボーダー数人組がちょうど出発する頃だった。ほかにもちらほらとツアーに行きそうな人がいて、さすがメジャールートだ。


さて、彼女には、私のいつも使っているザックのサイドにスキーをつけてもらい、私が彼女のノースフェイスのデイパックを担ぐように準備してきた。彼女は、私がツエルトやら、救急用具、その他ちょっとしたツアー用品を持ってきているのには、驚いていたようだ。彼女には、スキー以外はごく軽量化してもらった。それでも、やっぱり、それなりにスキーを担ぐと重たいようだ。私はいつものようにシールをつけていざ出発〜〜! という頃には、気温も2度で、小雪がぱらついてきた・・・・ 


ゲレンデから一段上がると、喧騒は聞こえてくるものの、すぐにゲレンデの人からは見えない地形で、マイペースで登るようになる。左にテントを張っている人がいて、そこからも2名の山スキーヤーが出発するところだった。皆が左よりのルートをとって、シール跡もそちらについているので、その通りに進むことにした。ツボ足でも、十分登れる雪の堅さで、彼女のツボ足歩行も踏み抜きも少なくてほっとした。しばらく進むと樹林帯の急登になる。暑くてたまらないので、一枚中に着ていたフリースを脱ぐことにした。その急登あたりからは、先行していた若者のボーダー達も団子状態になってきた。Hさんには直登してもらって、私は緩い蛇行で進むことにした。急登が終わると、なんだか拍子抜けのように運行していないリフト降り場だった。そのあたりには、ヤンキーな感じのボーダー達がたむろっていて、正直なところ感じ悪いので、少し先に行った所で休むことにした。先行の山スキーヤー2名も休憩していた。


このあたりから上は、木立ちがまばらで、さぞや晴れていたらいい景色なんだろうけど、本日はガスの白い世界が広がっているだけで、木立ちがぼーっと見えている。ここからは、ゆるい斜面で、Hさんとおしゃべりをしながらゆっくりと登る。なだらかなので、Hさんも大分リラックスしてきた。そうこうしていると、上の方で人の喋り声が聞こえると思ったら、もう稜線だった。ほんとに視界がよくないので、ごく近くまで行ってようやく稜線と気づく有様。(苦笑) たぶん数パーティー、5〜6名以上ぐらいは休憩していたと思う。


ここは混んでいるので、やっぱり山屋の自分としては山頂にこだわりたいので、神楽峰の山頂まで行って休むことにした。左の稜線をシールのまま少し滑り、そのあとごくわずかな上り下りを行くと何の標識もないけど、そこから先が、がくんと急激に下がっているので、ここが恐らく神楽峰山頂だろう。途中少し晴れそうかな?と思えた一瞬もあったけど、山頂に着いたら本格的にガスがひどくなってきた。また、登っている途中でも、飛行機の音にも似た音がして アレアレ? さらに山頂に着いてもまたゴーゴーという鈍い音がして、やっぱりこれは近くの山で起きている雪崩の音なんでしょうね・・・・・


山頂では、Hさんはブーツが足にあたっていたので、早速私の救急セットからバンドエイドを貼るようにした。テルモスのお茶とか飲みながら天候回復を待つ。この時点では、中尾根を降りようかどうしようかと半々ぐらいの気持ちでいた。GPSデータをインプットしてあるので、行こうと思えば行けなくもないかな?ひとまずシールをはずして分岐まで戻ることにした。


下りでは、細い尾根なんで、スピードを制御してまずは分岐まで。もう誰も人はいなかった。ものすごくガスが濃い。GPSを出して、ここがさっきの本当に分岐なのか確信持てなかったので、よくよくチェック。それからわずかに中尾根方面に行ってみようとした。でも、ますますガスが濃いので、安全に登ってきたルートを降りることにした。


さあ、滑走だが、ガスが濃すぎて、二人離れないようにゆっくりと滑る。登りのツボ足のトレースの上を滑れば、一番安全なんだろうけど、さすがにそれでは面白くないし、踏み跡でかえって滑りにくい部分もあるので、やや左よりのラインを滑ることにしてみた。細かい地表のギャップがガスで見えにくい。当然雪質ははアイスパーン。カリカリつるつるとまではいかない、やや甘めのアイスといったところだろうか?ものすごく緩斜面なんで、これならばアイスだろうが、なんだろうが、大したことない斜面である。お互いの写真を撮りあうが、ガスが濃すぎ。あっという間に姿が見えなくなりそう。そろそろリフト降り場のあたりかと思いつつ、滑って楽しい荒れていないバーンに行ったら、なんとなく左に行きすぎた? GPSもチェック。そうしていると、またまた人の声がして。。。そちらの方にトラバースすると、ドンピシャで運行されていないリフト降り場が見えた。


リフト降り場のあたりには、テレマーカーカップルやボーダーとかもちらほらと居て、上まで行かずにこのあたりから降りようとしている人も多いようだ。リフト降り場付近からは、さすがに元ゲレンデだけあって、少し斜度はあるけど、雪もやや緩んで快適快適! 固めのシャーベット位の感じかなあ?二人とも歓喜の声を上げながら、ターンがやっと高速で楽しめるのが嬉しい。どんどんツリーランみたいな斜面になってきて、ガスがほんのり漂う空間は、なかなか幽玄な感じがする。どこも、パウダーならば、猛烈に楽しそうな斜面で、ひたすら、「パウダーならば〜〜♪」と想像しながら(苦笑)滑ったものでした。まだザラメとまではいかないので、足をとられないように気をつける。そこが終わると、あとは、だら〜〜とした斜度になり、もうリフトは近いはず。リフトの拡声器の声を頼りに漕いで行くと、無事ゲレンデに到着。


ゲレンデトップから山を望む。まだこの時はある程度視界あり。 緩い斜面を登る。Hさんはラングのブーツとロシの板
こんな感じの雰囲気でした。 神楽峰山頂から来た方をのぞむ。細い感じで、少しうねりあり。
神楽峰山頂での写真。 ガスの中で滑走中。
ガスの樹林帯はムードあり。 後半の樹林帯のHさんの滑走。パウダーならばさぞや・・・・・


まずは、彼女の初個人ツアーデビューでお疲れ様〜〜。ゲレンデに着いても、まだまだ濃いガスの中を、今度は彼女の先導で和田小屋へ。カリカリバーンが多くてイマイチ楽しくない。その後、腹ごしらえをして、ザックをデポして、ガスの神楽スキー場を全然滑り足りないうっぷん払しも兼ねて、ひたすらコブを見つけてはコブ修行をしたもんでした。(二人とも、コブは下手の横好きというやつです。 ^^; 苦笑)


近場で、簡単に行ける場所なので、来シーズンのパウダー時期にまた滑りに行きたいものです。多分晴れていて、視界があれば、せいぜい20分もあれば降りてこれるルートだけど、二人で慎重に下ったので、それなりに時間かかってしまった。こんな簡単なルートでも、GPSはガスの中のお守りみたいで、とっても嬉しい存在でした!! このコースは、斜度的には簡単だけど、特徴がないだら〜〜っとした斜面なので、くれぐれもガスの中の行動は慎重にと思う次第でした。(全く空身の親子連れとかもいて、ちょっと目が点になってしまった。)











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